子どものころは「将来の夢は何ですか」と聞かれると、誰もが元気よく答えます。
「お金持ちになることです」。
「プロ野球選手になることです」。
「宇宙飛行士になることです」。
それぞれが、自信を持って元気よく答えます。
しかし、大人になるにつれて、夢を口にできなくなります。
現実がわかってくるからです。
「いい大人が夢を語るなんて恥ずかしい。現実を見ろ。お金も時間もない。どうせ無理だ」。
現実的になればなるほど、夢を見るのが恥ずかしくなります。
現実はわかりますが、現実的すぎます。
夢がないと、現実は楽しめません。
言われたことをやる、夢のないサラリーマンです。
夢は、恥ずかしがるものではありません。
熱くなって、語るものです。
子どもは、大人を見て、成長します。
大人が夢を持たなければ、子どもも夢を持てません。
子どもに夢を持たせたければ、大人が夢を持ち、熱く語ることが大切です。
大人が夢を熱く語ることが、子どもにとってもいい教育になります。
ロボットのようなサラリーマンになりたくなければ、夢を熱く語ることです。
諦めれば、最後です。
諦めなければ、夢を叶える可能性はあります。
「夢は何ですか」と聞かれたときは、恥ずかしがらずに夢を答えましょう。
人生は、現実に夢があるから、楽しめるのです。