「変な人だと思われたくない」と考えていると、人と会うのが怖くなります。
たしかに変な人だと思われるのは、気分のいいことではないでしょう。
でも、本当は、変な人だと思われたくないと考えるのが、一番変なのです。
普通という基準は、あっていないようなものです。
世の中にはいろいろな人がいますから、実はみんな、変な人だと言えます。
変な人だと思われたくないと思うのは、価値観の多様性を排除しているのと同じです。
「普通が正しい。普通以外は悪い」という価値観を持っています。
差別です。
偏見です。
「変な人だと思われたくない」と考える人こそ、変なことを考える、変な人です。
「変な人だと思われてもいい」と考えることです。
世の中にはいろいろな人がいるわけですから、いろいろな価値観を認めることが大切です。
多様性を認めると、生きやすくなります。
「あれもダメ。これもダメ」ではなく「あれもよし。これもよし」と考えると、心が楽になります。
認めることは、許すことです。
多様性を受け入れることで、あらゆることが許され、差別や偏見もなくなるのです。
これが本当の普通です。
いろいろな人がいるのですから、いろいろな価値観を認めるのがいいのです。