学校では、先生だけが先生です。
教える人といえば、先生。
学ぶ人といえば、生徒。
学校では「先生以外の人からも学びなさい」ということは教えてくれません。
先生が一方的に授業を進め、教える側と教えられる側がくっきりと区別されます。
学校では、先生が、絶対的なのです。
私もその昔、先生は、学校にいる偉い大人だと思っていました。
「年下の人が年上の人より詳しいわけがない」と思っていたのです。
しかし、ちょっと視点を変えてみましょう。
見方を変えると、学ぶべき点は、勉強面だけではないことに気づきます。
マナー、話し方、言葉遣いなど、見習うべきことはたくさん発見できます。
大人に成長していくにつれて、先生だけが先生ではないことに気づきましょう。
言葉遣い、マナー、態度、考え方など、同じ世代の人にも、素晴らしい人はたくさんいることに気づきます。
社会では、同僚からも数多くのことを学ぶ姿勢が必要です。
上司だけから学ぶのではありません。
成長できる人は、出会う人すべてを先生にします。
同じ年の友人でも、立派な先生です。
出会う人すべてが、先生になるのです。