執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のこと

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初めは全力でぶつかる。コントロールは気にしない。

初めは全力でぶつかる。コントロールは気にしない。 | 学校では教えてくれない30のこと

私は高校時代、体操部でした。

入部したてのころは、もちろん何も大きな技はできません。

最初は簡単な柔軟体操から始まり、少しずつ難しい技に挑戦していくという教え方でした。

顧問の先生が指導をしてくれ、それに沿って、技を磨くという形です。

当時、体操部の顧問であった吉成先生は、いつも私にこう言っていました。

「水口、初めはコントロールを気にするな。

全力でぶつかっていけ。

危なかったら、先生が補助してやる」。

器械体操では、危険が伴う技が数多く存在します。

初めて挑戦する際に、コントロールを意識しすぎると、逆に危険です。

体のコントロールに気が向いてしまい、肝心の勢いが落ちてしまうからです。

勢いを出せ、次にコントロールを意識することです。

最初からコントロールばかりを意識していると、中途半端な勢いになり、危険な体勢での着地になります。

私はこの指導を受け「これは体操だけでなく、勉強も同じだな」と思いました。

学生時代には、全力でぶつかることが大切です。

勉強にしろ、スポーツにしろ、まずは全力から入ることです。

コントロールは、全力でぶつかった後に気にすることです。

初めからコントロールを気にしてしまっていては、自分の力を本当に出し切ることができません。

最初に出るだけの力を出し、自分はこのくらいの限界までパワーが出ることを知ります。

次に、それをコントロールできるように意識を向けることが大切なのです。

出し方を調整したり、タイミングを考えたりすることは、まず自分の全力を出して、知ってからです。

学校では教えてくれないこと(6)
  • コントロールは意識せず、全力でぶつかる。
失敗はしてもいい。
失敗にくじけない人が強くなる。

学校では教えてくれない30のこと

  1. 頭がよければ、幸せになれるわけではない。
  2. 学校では「勉強の楽しさ」を教えてくれない。
  3. 学校では、お金の勉強をさせてくれない。
  4. 「好き」を基準に選択すると、人生がうまくいく。
  5. 友人は、量より質が大切。
  6. 初めは全力でぶつかる。
    コントロールは気にしない。
  7. 失敗はしてもいい。
    失敗にくじけない人が強くなる。
  8. 会う人みんなが、先生になる。
  9. カラオケでは、音痴の人が主役になる。
  10. 難しい顔をしている人が、素晴らしいわけではない。
  11. お金を持っていれば偉いわけではない。
    お金を何に使うかが大切。
  12. レベルが高くなればなるほど、簡単なことの難しさがわかるようになる。
  13. 恋愛という科目は、学校にはない。
  14. カンニングができるようにならないと、社会ではうまくやっていけない。
  15. 本当の力とは、無駄の塊からできている。
  16. 強いからヤンキーになるのではない。
    弱いからヤンキーになるのだ。
  17. 大切なことは、勉強そのものではなく、勉強の仕方。
  18. 自分は悪くないのに、謝らなければならないこと。
  19. 親の援助は、ありがたく頂かなければいけない。
  20. 勉強は、やらされるものではなく、自分からしていくもの。
  21. 止まり方より、走り方。
  22. 成長には、後退がない。
  23. 私たちの体は、神様からの「借りもの」。
  24. 大人の喧嘩の仕方。
  25. 出る杭を、打ってはいけない。
  26. 社会では、矛盾が当たり前。
  27. 三日坊主をしないと、才能を見つけられない。
  28. 金銭感覚の勉強。
  29. 土壇場。
  30. 夢は、自動的に叶うものではない。

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