うまく話をすることができない人がいます。
何を話していいのかわからず、何から話せばいいのかわからない人です。
言葉に詰まり、会話が途切れ、たどたどしいコミュニケーションになっています。
そういう人は、そもそもインプットが足りているのかどうかを疑い、振り返ってみましょう。
たくさん吸収することができて、初めてアウトプットとして話をすることができるようになるのです。
元になるネタがなければ、話す以前の問題です。
話をうまく進めていくためには、前提として多種多様な話題を仕入れておくことがポイントです。
たくさんの吸収ができてこそ、うまく話ができるようになるのです。
私は今、HAPPY LIFESTYLEでいろいろなテーマについての話をしています。
それは単純にたくさんの本を読んできたおかげという部分が大きく影響しています。
何も知らない私が、このようにたくさんのことを書けるわけがありません。
ときどき読者から「いろいろなことをご存じですね」というお便りを頂きます。
私は超能力があるわけでもなく、天才でもなく、ただたくさんの本を読んで得たことを書いているだけです。
あなたがテレビを見て知った話を、ほかの友人に話をしていることと同じです。
「ねえねえ、こんなテレビ番組、見たよ。聞いてよ。聞いてよ」
たくさんテレビを見ればたくさんの情報を得ることができるので、いろいろな話をすることができるようになりますね。
私も同じようにたくさん本を読んで、膨大なインプットから、うまくアウトプットとして書くことができるようになったのです。
テクニックや技術があるわけではなく、単純に大量のインプットの結果です。
それだけでたくさんの話を展開させていくことができるようになります。
たくさん知ると、誰かに話をしたくて「聞いてよ。こんな話があるよ」と軽い感じで、話をしていると思っていただいて結構です。
アウトプットのためには、インプットの量が勝負です。
コミュニケーションも同じで、話をする以前に、雑誌やテレビ、新聞や本を読んだりして、たくさん遊んでおかなければなりません。
一見何の役にも立たないような雑学が、コミュニケーションでは大切です。