話のネタを仕入れるために、勉強は不要です。
勉強には苦痛が伴います。
したくても気の進まないことは、無理やり詰め込んだところで、身につきにくいものです。
では、どうすればいいのでしょうか。
勉強のためには、遊べばいいのです。
コミュニケーションが上手にできている人は、たくさんのネタを持っています。
たくさんのネタを持っている人は、それだけよく遊んでいる人です。
自分の興味のある分野で思いきり遊んで楽しみ、それを通じて得た知識で話を進めているということなのです。
話し上手な人は、自分が勉強をしていることに気づいてはいません。
楽しく遊んでばかりの毎日が続き「これでいいのかな」と思っている人が、いつの間にか遊びを通じて勉強ができています。
たくさんのネタを知ることができているのです。
「勉強、勉強」とばかり思い込む必要は、最初からないのです。
私も本を読むことは勉強だとは思っていません。
遊んでいる感覚がまさにぴったりです。
「自分を高める」とか「心を磨きたい」という建前上の響きのいい理由はあります。
しかし、本当のところは「ただ楽しくて好きだから読んでいる」という理由が一番なのです。
好きで楽しんでいる結果、いつの間にか勉強ができ、たくさんの話ができるようになっただけです。
コミュニケーションを上達させたければ、たくさんのネタを知ることです。
たくさんのネタを知るためには、たくさん遊べばいいだけです。