執筆者:水口貴博

コミュニケーション能力が向上する30の方法

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「この間はどうもありがとう」と言って、前回の会話のお礼から入る。

「この間はどうもありがとう」と言って、前回の会話のお礼から入る。 | コミュニケーション能力が向上する30の方法

先日、職場の人と会ったときに、突然「先日は、どうもありがとう」と言われました。

一瞬、何のことだかわかりませんでしたが、先日一緒に食事をしたときのことだなとすぐ気づきました。

実は、友人が仕事のことで愚痴を言いたいと言うので、私は聞き役になって3時間ほど愚痴を聞いていたのです。

私はただ何も言わず、聞き役に徹していただけで特にアドバイスも何もしていません。

うなずきながら、相手の話を聞いていただけです。

しかし、ただ聞いてくれただけで、相手はだいぶ心が軽くなっているようでした。

それで「先日は、どうもありがとう」と言われたのです。

こうしたお礼を切り口にして話しかけてもらえると、自然に会話を始めることができます。

「あのときのことね」

私も先日の会話を思い出して、話を始めやすくなり、お礼も言われているので悪い気もしません。

前回の話を交えながら、今回も話の続きができるため、入り方としてはとてもスムーズです。

いきなり新たな話をされると気を使いますが、前回からの続きなら思い出すだけでいいので楽なのです。

前回の会話の続きでありながら、お礼も言われていることがポイントです。

こうした入り方は、誰にとっても話をしやすい状態です。

次の言葉を口癖にしておきましょう。

「先日は、どうもありがとう」

話しかけづらいときは、前回の会話を思い出して、それをきっかけに話しかければいいのです。

入り方としてはとても自然でありながら、お礼も一緒に言われているため、お互いに気持ちよく会話が始められます。

コミュニケーション能力が向上する方法(7)
  • 「この間はどうもありがとう」と言って、前回の会話のお礼から話しかける。
面白い話だけをすればいい。

コミュニケーション能力が向上する30の方法

  1. コミュニケーションは、キャッチボールと同じこと。
  2. コミュニケーションの基本は、何でもない会話ができること。
  3. 相手の興味に合わせた会話がベスト。
  4. 一度に1つ以上の話をしない。
  5. 失敗談こそが、一番聞きたい話。
  6. 同情には、癒す力がある。
  7. 「この間はどうもありがとう」と言って、前回の会話のお礼から入る。
  8. 面白い話だけをすればいい。
  9. 話に割り込まれても「流れ」を大切にする。
  10. 話をしたくても、カットできる部分は思い切ってカットする。
  11. 話をしない人に話しかけるほうが、好感が持てる。
  12. 具体的な話が、面白い。
  13. 「短く」を意識するだけで、リズムよくなる。
  14. 話しかけられたら、最低一言は返す。
  15. 言葉による返事より、態度による返事のほうが効果的。
  16. 身ぶり手ぶりを加えて、少し大げさなくらいでいい。
  17. 吐き出すと、吸収したくなる。
    話をすると、勉強がしたくなる。
  18. 楽しくなる前から、笑顔になろう。
  19. うまく話ができないわけは、単純に吸収が足りないから。
  20. ネタのために勉強をする必要はない。
    一生懸命に遊ぶだけでいい。
  21. できるだけ珍しい話をしたほうが、コミュニケーションは弾む。
  22. みんながしそうな話は、あえてしないこと。
  23. テンポのよいコミュニケーションのために、答えをじらさないこと。
  24. コミュニケーションとは、心を添えた会話のこと。
  25. 人と会うたびに、言うべきお礼がないか、考える癖をつける。
  26. 褒められたときには、素直にお礼を言うことが大切。
  27. 「話しかけられる人」ではなく「話しかける人」になる。
  28. 相手の表情は、あなたの顔を映し出している鏡。
  29. 自分が太陽になり、周りに光を与える存在になる。
  30. チャンスは、人から手に入れよう。
    出会いから、成長のチャンスが生まれる。

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