返事には2種類あります。
「言葉」と「態度」の2つです。
言葉はその名のとおり、相手の話に返事をしたり、相槌を打ったりすることです。
「態度」という返事は「驚き」であったり「笑い」であったりする返事のことです。
私たちは返事といえば、つい言葉による返事ばかりを考えてしまいがちです。
しかし、意外や意外、話している側には、態度による返事のほうが嬉しく感じるのです。
あなたが話す側になってみれば、すぐわかることでしょう。
面白い話をしたときに「面白い話だね」と返事をしてくれるより「わはは」と大笑いをされたほうが嬉しく感じます。
笑ってくれたほうが、心から面白いと感じていることがわかります。
言葉で「面白い」と言われても表情が薄いなら「本当かな?」と疑ってしまいます。
しかし、素直に笑ってくれると、返事はなくても「会話を楽しんでいる」とわかります。
もちろん言葉による返事も大切です。
しかし、もし今のあなたに、態度による返事が欠けていれば、これからは少し意識をしてみましょう。
「楽しいね」という一言より、楽しそうな表情のほうが大きなリアクションになります。
「面白いね」の一言より、大笑いをするほうが相手には嬉しく感じるものなのです。