執筆者:水口貴博

コミュニケーション能力が向上する30の方法

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みんながしそうな話は、あえてしないこと。

みんながしそうな話は、あえてしないこと。 | コミュニケーション能力が向上する30の方法

私は質問をするときには、みんながしているような内容ではしないように心がけています。

みんながしている質問は、面白くないからです。

コミュニケーションの際は、できるだけみんながすでにしているような話は持ち出さないことです。

たとえば、美人の人に「美人ですね」という話はしないように気をつけます。

美しい人は、今までにいろいろな人から何百回も言われた言葉ですから、飽き飽きしています。

「この人も……」

こう思われてしまい、場合によってはマイナスの印象にさえなります。

できるだけ、ほかの人が口にしているような話や質問はしないことです。

むしろほかの人がしたことのない話を持ち出すほうが、印象的であり話が面白くなります。

たとえば「耳たぶの後ろがきれいですね」という言葉はどうでしょうか。

耳たぶの後ろのことは、そう言われることではありませんね。

自分で見える場所ではありませんし、鏡を使ってもそう簡単には見えるところでもありません。

そうしたなかなか見えない場所や、話にも出てこないような話題を出せばいいのです。

そうしためったな話を出されると「おや」と思わせることができ、印象的になります。

珍しい話へと変わり、あなたの印象が強くなります。

コミュニケーションでは、ありふれた会話も大切ですが、珍しい話も大切なのです。

コミュニケーション能力が向上する方法(22)
  • みんながしそうな話は、あえてしないようにする。
テンポのよいコミュニケーションのために、答えをじらさないこと。

コミュニケーション能力が向上する30の方法

  1. コミュニケーションは、キャッチボールと同じこと。
  2. コミュニケーションの基本は、何でもない会話ができること。
  3. 相手の興味に合わせた会話がベスト。
  4. 一度に1つ以上の話をしない。
  5. 失敗談こそが、一番聞きたい話。
  6. 同情には、癒す力がある。
  7. 「この間はどうもありがとう」と言って、前回の会話のお礼から入る。
  8. 面白い話だけをすればいい。
  9. 話に割り込まれても「流れ」を大切にする。
  10. 話をしたくても、カットできる部分は思い切ってカットする。
  11. 話をしない人に話しかけるほうが、好感が持てる。
  12. 具体的な話が、面白い。
  13. 「短く」を意識するだけで、リズムよくなる。
  14. 話しかけられたら、最低一言は返す。
  15. 言葉による返事より、態度による返事のほうが効果的。
  16. 身ぶり手ぶりを加えて、少し大げさなくらいでいい。
  17. 吐き出すと、吸収したくなる。
    話をすると、勉強がしたくなる。
  18. 楽しくなる前から、笑顔になろう。
  19. うまく話ができないわけは、単純に吸収が足りないから。
  20. ネタのために勉強をする必要はない。
    一生懸命に遊ぶだけでいい。
  21. できるだけ珍しい話をしたほうが、コミュニケーションは弾む。
  22. みんながしそうな話は、あえてしないこと。
  23. テンポのよいコミュニケーションのために、答えをじらさないこと。
  24. コミュニケーションとは、心を添えた会話のこと。
  25. 人と会うたびに、言うべきお礼がないか、考える癖をつける。
  26. 褒められたときには、素直にお礼を言うことが大切。
  27. 「話しかけられる人」ではなく「話しかける人」になる。
  28. 相手の表情は、あなたの顔を映し出している鏡。
  29. 自分が太陽になり、周りに光を与える存在になる。
  30. チャンスは、人から手に入れよう。
    出会いから、成長のチャンスが生まれる。

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