執筆者:水口貴博

心の汚れを取り除く30の方法

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親と離れたほうが、親のことがよくわかる。

親と離れたほうが、親のことがよくわかる。 | 心の汚れを取り除く30の方法

心が乱れている人に多いケースは、親との距離が近すぎるケースです。

子どもがいつもいらいらしている理由は、親が干渉しすぎていることが原因である場合が多くあります。

特に親が子どものためを思い、あれやこれやと世話をして、かえって子どもの独立心を妨げていることが多いのです。

いくら親切でも、干渉しすぎると逆に迷惑になります。

ありがた迷惑なのです。

言い方が悪いかもしれませんが、子どもをダメにしているのは親なのです。

子どもは思春期ごろから、自分で自分のことをしたくなります。

自分の人生を自分の責任でコントロールしたくなります。

生まれた当初は、言葉も手足も不自由で親からの援助が必要でしたが、成長してくると、もはや親の助けは必要がなくなります。

むしろ邪魔になってしまうのです。

プライベートを必要としたり、自分の部屋を持ちたくなったりする気持ちは、そうした独立心の芽生えなのです。

自分の親があまりに干渉しすぎるというなら、一度親と距離を取ってみるといいでしょう。

自分から積極的に、親から離れる努力をすればいいのです。

自分だけの部屋を持たせてもらったり、一人暮らしをしてみたりすると効果的です。

不思議な話ですが、親と離れたほうが親のことがよくわかるようになります。

今まではそばにいた分、近すぎて見えることも見えなくなっていたのです。

私は19歳のころから1人でアメリカに留学し、向こうで一人暮らしをしていました。

親と離れてみることで、親のありがたみがわかるようになった経験があります。

食事や掃除洗濯の大変さ、銀行、書類の整理など、すべてを自分で経験することで、初めてありがたみがわかります。

すると今まで近すぎて見えなかった親のことが、離れることでよく見えてくるようになるのです。

不思議な話ですが、近くにいると見えなくなり、離れたほうがよくわかるようになります。

心の汚れを取り除く方法(25)
  • 親と距離を取ってみる。
正直にならないと、生活も心も汚れてしまう。

心の汚れを取り除く30の方法

  1. 心はもともと明るく輝いている。
    明るい心は、雲を取り除くだけでいい。
  2. プラス思考になってはいけない。
  3. 本当のプラス思考とは、そうとしか思えない現実に気づくこと。
  4. つらい出来事も感謝に気づけば、プラスとしか考えられなくなる。
  5. 人間は現実に悩むのではない。
    妄想によって悩むのだ。
  6. 悪口を言うと、自分のイメージを下げてしまう。
  7. どうしても言いたい悪口は、ノートに書いてしまえばいい。
  8. 心のフィルムをきれいにしないかぎり、映し出される現実は汚れたままになる。
  9. 見ている現実の汚れは、あなたの心の汚れが原因。
  10. 今に感謝した瞬間、過去の印象は、黒から白になる。
  11. 見栄を張るから、自分らしく生きられなくなる。
  12. 今、つらいですか。
    それなら、今は幸せということです。
  13. 人間がこの世において1から作り出したものなど、1つも存在しない。
  14. 自分は小さくて弱い存在だと気づく。
    だから強くなれる。
  15. 本当の謙虚とは、自分の素晴らしさを認めること。
  16. 親からの愛情は、子どもがもつ愛情の土台になる。
  17. 大きな支えほど、支えられていることに気づきにくい。
  18. 勝ち負けより、楽しさを意識するほうがいい。
  19. 読書をした後は、行動をしないといけなかった。
  20. 行動を変えることで、心を変える。
  21. 心の汚れを取りたければ、言葉の汚れを取ること。
  22. 病気、事故、喧嘩は、自然に反している警告。
  23. 不安と恐怖は、過去の暗い記憶によって作り出されている妄想。
  24. わからないときには、シミュレーションをすればいい。
  25. 親と離れたほうが、親のことがよくわかる。
  26. 正直にならないと、生活も心も汚れてしまう。
  27. 気の進まないことをすれば、それだけで心は重くなる。
  28. 他人に気を使うのではなく、親切になればいい。
  29. 反抗をするなら、本当の反抗をしなさい。
  30. 自分の勉強こそ、最大の勉強だ。

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