あなたがこの文章を読んでいるということは、おそらく幸せや成功哲学に興味を持っているのではないでしょうか。
今までにも何冊か成功哲学に関する本を読みあさっているあなたの姿が、目に浮かびます。
私も以前は、そうでした。
今までにも何百冊もの成功哲学や前向きになれるような本を読んできました。
自分が落ち込んだときに、少しでも元気が欲しくなると、本を読みます。
たしかに成功哲学や前向きな本を読んでいると、だんだん視野が広がり、心が豊かになったような気がします。
しかし、少し時間が経てば、またいつもの自分に戻ってしまいます。
その繰り返しを、私は今までに何百回も繰り返してきました。
数え切れないほどです。
あなたもおそらく同じようなことを経験したことがあるのではないでしょうか。
本を読んで元気になる。
「よし! 頑張るぞ」とそのときは思っても、少し時間が経てば、またいつもの自分に戻ってしまいます。
たしかに心はちょっと変わっているはずなのですが、現実にはなかなか表れてくれないもどかしさがあるはずです。
私も、同じようにもどかしいことだらけでした。
「こんなにたくさん成功哲学を学んだんだ。絶対にうまくいく!」と思っても、それほどなかなか生活に表れてくれません。
そのうち「本当にこれでいいのかな」と思い始めました。
そこである日、ちょっと方法を変えてみました。
すると、あっという間に現実は変わってしまいました。
「なるほど。本当の成功哲学とはこういうことだったのか!」とわかりました。
それが「行動をする」ということです。
「なんだ。そんなことか」と思うかもしれませんが、これが重要なことなのです。
それまでの私は、たくさんの本を読み、頭の中だけで考えているレベルでした。
たしかに心は豊かになり、一時的に幸せになったような気になっていても、少し時間が経てば元に戻ってしまう。
それは思っているだけであって、行動していなかったから、そうなっていたのです。
心が変われば、たしかに行動も変わります。
しかし、行動を変えることで、初めてそれが現実になるのです。
心だけが変わり、現実に大きな変化はありません。
心が変わり、行動があって、初めて現実になるのです。
これほど当たり前の事実に、私は遠い遠い遠回りをしていたようです。
あなたが同じ失敗を繰り返す前に、ここであえて話をさせていただきました。
何かを思い、感じたら、それをそこで終わらせないでほしいのです。
最後に行動をして、1つのサイクルにしていただきたい。
そうしないと、いつまで経っても変わったようで変わらない毎日が繰り返されていくからです。
私が以前そうであったように、あなたにもそうなることが考えられます。
「読書と行動」を1つのセットにしておきましょう。
本を読んだら行動です。
読んだら本を閉じて終わりではなく、次に行動してほしいのです。
また読んで行動することを繰り返していけば、あっという間に現実が変わります。
私はそうして現実を変えていきました。
あなたにもできるはずです。