わからないときには、とにかく行動してみる癖をつけておくことです。
行動は、わからないことの具体的な答えを出してくれる、強力な方法です。
心のごみは、行動してみれば、案外あっさり取れてしまうことがあります。
良いことか悪いことか自分でもよくわからないときが、実際にあります。
「恋人が、本当に自分と合っているのか。結婚しても大丈夫なのか」は、頭の中だけではわかりません。
「この人となら大丈夫」と思っても、結婚するとすれ違いばかりで、離婚に至るケースもあります。
こうした失敗のほとんどは、実際にシミュレーションをしていないことが原因です。
「本当にこの人が私にぴったりの人なのか」と頭の中で考えるくらいなら、一度同居をしてみればいいのです。
同じ部屋で一緒に暮らして、生活を共にすればいいのです。
半年から1年くらいの期間を通して、結婚した後の生活をシミュレーションしてみれば、答えは具体的に出るものです。
もし同居生活でうまくいけば、結婚してもうまくいくでしょう。
しかし、もし同居生活の結果「やっぱり違うな」と思えば、別れてほかの人を探せばいいのです。
わざわざ離婚という失敗をせずに済んだのですから、立派な成功です。
心がもやもやするときは、その状態を改善するために、具体的な行動をするだけです。
変に頭の中だけで考えるから、うまくいかないのです。
現実と想像にギャップができるのです。
心のもやもやは行動によって取り払うことができるのです。