「大したトラブルではないから大丈夫」と言う人がいます。
これは誤解です。
トラブルはトラブルです。
大したトラブルではないとはいえ、少なくとも「トラブルではある」ということです。
程度にこそ違いはあれ、トラブルの初期が発生していることになります。
トラブルに大丈夫はありません。
まだ被害が出ていないだけです。
まだ大ごとになっていないだけです。
今はまだ大したトラブルではないとしても、そのまま放置を続けると、確実に悪化の一途をたどります。
病気の初期は、違和感から始まります。
虫歯の初期も、歯の表面の白濁から始まります。
建物の腐敗は、雨漏りから始まります。
「大したトラブルではないから大丈夫」と思うのは良くありません。
トラブルを甘く見ると、たいてい様子見となり、初動の遅れにつながるのが定番です。
大したトラブルではないとはいえ、すでにトラブルの第一歩が始まっています。
「大したトラブルではないから大丈夫」と思ったときが危ないと思うことです。
小さなトラブルであっても、甘く見ません。
小さなトラブルだからこそ「今のうちに!」という意識が大切です。
トラブルは初動が命です。
大したトラブルではないからこそ、今のうちにきちんと対応しておきましょう。