トラブルは、小さいうちに対処することが大切です。
これはあらゆるトラブルにいえます。
仕事のトラブルはもちろん、対人トラブル・金銭トラブル・健康トラブルでもそうです。
ところが人間というものは厄介は生き物です。
小さなトラブルのうちは、軽く考えがちです。
「まだ大丈夫だよね」
「しばらく様子見でいいよね」
「悪化が目立ってから対処すればいいよね」
そうしてどんどんトラブルがひどくなっていきます。
気づいたときには大ごとになっていて、涙目になりながら右往左往することになります。
「もっと早く取りかかっていれば良かった」と悔やむことになるのです。
トラブルは、大きくなるにつれて、対処に時間・労力・費用がかかるようになります。
対処が遅くなるにつれて、トラブルの負担だけでなく、時間・労力・費用の負担も大きくなり、二重苦・三重苦に陥るのです。
トラブルは、小さいうちに対処するのが一番簡単です。
面倒くさいなと思いますが、トラブルは小さいうちに対処するのが、一番面倒くさくありません。
むしろ一番楽で簡単です。
トラブルの基本は「すぐ対処」に尽きます。
仕事でトラブルが起こったら、やるべきことは後回しにせず、すぐ取りかかりましょう。
対人トラブルも、ぐだぐだ言い訳を並べるのではなく、すぐ素直に謝りましょう。
金銭トラブルも、返さなければいけないお金は、すぐ返しましょう。
健康トラブルも、病院に行く必要があるなら、今すぐ予約を入れましょう。
スケジュールを決めるときは、常に最短日程です。
なかなか重い腰が上がらないなら、自分にむちを打って行動を促してください。
やる気が出てから対処するのではなく、やる気がなくても対処なのです。