トラブルを解決するときには、実績のある方法を選びがちです。
実績のある方法は、手順も要領もわかっているので安心です。
どう進めればいいのか、どれだけの手間暇がかかるのか、どんな結果が返ってくるのかなど、具体的にイメージできます。
トラブルのときは、実績のある方法で固め、無難に済ませたいと思うもの。
実績のある方法であれば、スムーズに自信を持って取り組めます。
もちろん実績のある方法の方法も大切ですが、そればかりではありません。
ぜひ実績のない方法にも目を向けてみてください。
「実績がないから」という理由だけで選択肢から外すのはもったいないことです。
トラブルのときは、実績のない方法を試すチャンスでもあります。
「実績がない」という理由だけで不採用にしていると、いつまで経っても実績がないままになります。
新しい可能性にチャレンジするきっかけがなくなるのです。
実績のない方法であっても「より効果的」「より効率的」と思われるなら、試してみる価値はあります。
「実績はないが、こちらのほうが効果的・効率的のはずだ」と思ったら、ゴーサインです。
確信は持てなくても、可能性があるなら、試してみる価値はあります。
そこから新しい道が切り開けます。
トラブルは、新しい実績を作るチャンスでもあるのです。