トラブルが起こったときに注意したいのは、二次被害です。
二次被害は、トラブルが起こった直後の油断から起こります。
車で坂を上っている途中、自分の不注意で前方の車に追突する事故を起こしました。
状況を確かめようと慌てて車の外に出た際、サイドブレーキを引き忘れます。
車が坂をバックでじりじり下っていき、別の車にぶつかって、二次被害を起こすことがあります。
信じられないような話に思えますが、実際によくある話です。
普段なら忘れないことも、トラブルで気が動転しているときは忘れがちなのです。
トラブルを起こしたら、まず安全確認を行いましょう。
きちんとサイドブレーキをかけ、問題ないことを確認してから車の外に出ます。
自動車事故に限らず、他のケースでも同様です。
急なトラブルが起こったときは気が動転するものですが、どんな状況であろうと安全確認だけは必要です。
トラブルが起こったら、慌てて行動するのではありません。
動揺は、一呼吸を入れるだけでも、半減します。
トラブルが起こった直後こそ、しっかり落ち着いて、まず安全確認を行うことが大切なのです。