自分のミスだからといって、自分にトラブルが降りかかるとは限りません。
自分のミスが、自分ではなく、他人に降りかかることがあります。
偶然もあれば、不可抗力もあります。
こちらが意図していなくても、自然とそうなってしまうことがあるもの。
そんなとき、どうするかです。
面倒なことはしたくありません。
たしかに他人のトラブルは、他人の事情に思われます。
人のことは人のことであり、余計な仕事は増やしたくありません。
「あの人のトラブルは私には関係ない」と見て見ぬふりをしたくなるかもしれませんが、ここは勇気を出したいところ。
消極的な気持ちを振り払いたい。
他人のトラブルでも、自分にも原因の一端があるなら、手伝うことが大切です。
「私にも責任があります。お手伝いします」という一言でいいのです。
相手は「大丈夫です」「自分で何とかします」と遠慮するかもしれませんが、できるだけ協力の姿勢を見せたい。
「こうなったのは私にも原因があります」という一言が大切です。
人間関係では、そういう姿勢が大切です。
一緒にトラブルを乗り越える機会にもなります。
トラブルは、1人で対応するより、2人で対応するほうが早く解決します。
トラブルを乗り越えた後は、お互いの人間関係も深まっているのです。