仕事でもプライベートでも、トラブルが2つ以上重なることがあります。
1つのトラブルでも大変だというのに、よりによって2つ以上のトラブルが重なるのです。
まさにてんやわんやの状況です。
どう対応していけばいいのでしょうか。
こうした場合でも、トラブル対応の基本は同じです。
あらゆるトラブルは、まず落ち着いて対応することが第一です。
トラブルが1つのときはもちろん、2つ以上重なったときでもそれは同じこと。
「どうしてトラブルが重なるのだろう!」「なんてついてないのだろう!」と腹を立てたところで仕方ありません。
焦らず、慌てず、深呼吸です。
取り乱すのも仕方ないことかもしれませんが、できるだけ早く落ち着きを取り戻しましょう。
紙に書いて、情報を整理することも同じです。
頭だけで考えるのではなく、きちんと紙に書き出し、目に見える形にしましょう。
現在の状況を書き、原因を突き詰め、解決に必要な方法を考え、計画に落とし込みます。
書き方は箇条書きで十分です。
紙に書いて視覚化することで、情報を整理しやすくなり、問題解決がスムーズになります。
ただし、何から何まで同じというわけではありません。
通常のトラブルと違いがあるとすれば「優先順位を考えること」です。
トラブルが1つだけの場合、それだけに専念すれば十分でしたが、2つ以上の場合、優先順位を考える必要が出てきます。
トラブルが2つ以上重なった場合でも、早めに対応する点は同じですが、緊急性・重要性は異なっていることがあります。
優先順位についても、きちんと紙に書き出して考えることが大切です。
1つずつ対応していくのがいいのか、同時に対応するのがいいのか。
同時に対応しなければいけない場合は、手順や段取りなど、その計画を慎重に考えていきましょう。
トラブルがいくつ重なろうと「落ち着いて対応すること」「紙に書き出すこと」の2つができていれば、怖くないのです。