「今仕事が忙しくて、トラブル対応に割く時間がない」という人がいます。
この言い分に違和感を覚えるかどうかです。
トラブル対応を後回しにするのは良くありません。
トラブルは、優先的に対応すべきことです。
安易に後回しをすると、初動が遅くなる分だけ被害が拡大します。
特に緊急性の高いトラブルは最優先課題です。
緊急性の高いトラブル以上に重要な仕事はありません。
1分1秒でも早い対応が求められます。
このことを理解していれば「トラブル対応に割く時間がない」という言い分は見当違いだと気づくはずです。
すでに対応中の仕事があるなら、いったん中断して、トラブル対応にリソースを回しましょう。
納期を過ぎてしまいそうなら、早めに先方へ連絡を入れるといいでしょう。
完了が遅れる旨を伝えて了承を得るか、納期を延ばしてもらうのがいいでしょう。
申し訳ない気持ちがあって心苦しいところではありますが、こればかりは仕方ありません。
トラブル対応は何よりも重要です。
現在引き受けている仕事をやり遂げることが大切ですが、トラブルを解決させることはもっと大切です。