トラブル対策は、3つしかありません。
「トラブルの想定」「防止策の実施」「発生時の対応」です。
この3つをきちんと考えておくだけで、トラブルに強くなれます。
それぞれ頭の中だけで考えるのではなく、きちんと紙に書き出し、視覚化させておくことが大切です。
まず起こり得るトラブルを想定しましょう。
「今の仕事を続けていると、いつかこんなトラブルが発生するのではないか」と思うことがあるでしょう。
故障したとき、紛失したとき、データが消失したとき、契約を破られたとき、担当者が突然いなくなったときなどなど。
あらゆる可能性を考えておくことは重要です。
起こり得るトラブルを紙に書き出し、整理してみましょう。
大きな可能性だけでなく、小さな可能性にも目を向け、さまざまなトラブルを想定しておくことが大切です。
トラブルの想定ができたら、次はそれぞれのトラブルについて「防止策」を考えましょう。
トラブルを防止するために、今すべきことは何か考えます。
適切な対処が思い浮かべば、今のうちから防止策を講じます。
防止策を考えて終わりにするのではなく、きちんと実施することが大切です。
時間・費用・労力がかかることであっても、防止策は必要です。
大きな費用がかかるなら、予算を設けたうえで実施していきましょう。
防止策を実施したとしても、絶対大丈夫とは言い切れません。
不可抗力や想定外により、トラブルが発生する可能性が考えられます。
万一トラブルが発生したときの対応も考えておきましょう。
予備を準備しておいたり、バックアップを取っておいたり、切り戻しの手順を考えておいたりです。
トラブルに強い人は、日頃からこれら3つのことがきちんとできています。
「トラブルの想定」「防止策の実施」「発生時の対応」の3つができていれば、必ずトラブルに強くなります。