大きな迷惑をかけたときは、相手のところまで謝りに行きます。
電話やメールの謝罪だけでは不十分です。
きちんと許してもらうためには、誠意を見せる必要があります。
距離があったとしても、きちんと出向いて謝りに行くことが大切です。
ところが謝りに行っても、面会を断られるケースがあります。
相手から「お話しすることはありません。帰ってください」と一蹴されるのです。
そんなとき、意地でも粘って会おうとする人がいます。
「とにかく会わなければいけない」「必ず対面で謝らなければいけない」と思い込み、その場に居座り続けます。
会ってくれるまで帰ろうとしないのです。
これはよくありません。
面会拒否は、強い拒絶の意思表示です。
相手から面会を断られたら、その意思を尊重することが大切です。
面会を断られているにもかかわらず、引き下がらず居座っていると、相手は大変不快に思います。
トラブルが収まるどころか、逆にトラブルを大きくさせてしまう可能性があるのです。
諦めないことが大切とはいえ、面会を断られた際は、拝礼して受け入れ、素直に引き下がるのがマナーです。
本来であれば、直接会って謝るのが道理ですが、相手から面会を断られたなら、別の謝罪方法に切り替えましょう。
たとえば、電話、メール、直筆の手紙などです。
謝罪の品物を添えることも忘れません。
連絡先がわからない場合は、第三者を通して直筆の手紙を渡す方法もあります。
どの手段が良いかはケース・バイ・ケースですが、できるだけ何らかの形で謝罪の気持ちを伝えます。
不足を感じるところではありますが、自分にできる最大限の謝罪を見せることが大切なのです。