トラブルのとき、専門家の力を借りることがあります。
特に法律が関わるトラブルは、法律家を頼るケースがほとんどになるでしょう。
自分一人の力では限界があります。
素人では何をどうしていいかわからないときがあります。
トラブルのとき、専門家ほど心強い存在はありません。
しかし、専門家に依頼をしたのはいいものの、接していくなかで相性に違和感を覚えることがあるでしょう。
意思疎通に困難を感じたり、威圧的な態度が目立ったり、知識不足が目立ったりなどなど。
もちろんちょっとした違和感程度なら目をつぶる必要もありますが、どうしても我慢できない違和感もあるはずです。
専門家とはいえ、やはり相性の問題もあります。
「この人とは合わない」
「どうしても違和感が拭えない」
専門家との相性は、トラブル解決の成功にも関わることなので無視できません。
専門家と相性が悪いと感じ、自分の許容範囲を超えていたら、ためらいなく変更をお願いしましょう。
正式な契約を結ぶ前なら、一言言えば済む話です。
相手に申し訳ないと感じるかもしれませんが、トラブルを解決する側としても真剣です。
契約を結んだ後であっても、大きな事務所であれば、別の担当者に変更してもらえるでしょう。
法的に問題のある行為でもないので安心してください。
たとえ費用を一部を捨てることになったとしても、検討する価値はあります。
別の事務所に変更する場合、原則として着手金は戻ってきませんが、契約を解除することは可能です。
士業側から契約解除の申し入れを断ることはなく、一言伝えればスムーズに手続き進めてくれるはずです。
相性は、トラブルを解決するうえで無視できないポイントの1つです。