大きな迷惑をかけた場合は、謝罪に行く必要があります。
謝罪に行く際は、おわびの品を持参するとスムーズです。
「おわびの品は不要だ」という声も聞かれます。
たしかにおわびの品がなくても済まされるケースがあるもの事実です。
第一は謝罪や補償の内容であり、おわびの品は二の次、三の次。
しっかり頭を下げ、きちんと謝罪の気持ちを見せ、今後の対応について話をすることが一番大切です。
しかし、おわびの品は、ないよりあったほうがいいものです。
形式的なものだとしても、ないよりあったほうが、誠実で丁寧な印象を与えます。
謝罪の言葉とともにおわびの品を差し出すことで、相手の感情が穏やかとなり、話がスムーズに進むことがあります。
大切なのはもちろん謝罪の内容ですが「おわびの品も謝罪の1つ」と言えるでしょう。
おわびの品は、相場通りの値段で十分です。
一般的な相場としては、3,000円から5,000円とされています。
わざわざ高級なものを選ぶ必要はなく、きちんと相場に合わせた品を選ぶといいでしょう。
ただし、安易にけちるのは要注意です。
少しでも安く済ませたいと思い、相場以下のものを選ぶと、余計な誤解を生む元になる場合があります。
おわびの品に迷ったら、相場の範囲内でいいので、高いほうを選ぶのが無難です。
値段も誠意の見せどころと考えましょう。
謝罪の菓子折りは、ようかん・ゼリー・カステラなど、ずっしり重みのあるものが定番と言われています。
店員さんにおわびの品として贈ることを伝えれば、それに合わせた包装をしてくれます。
おわびの品を持参することで、謝罪の気持ちをよりしっかり伝えられるなら、それに越したことはないのです。