「ピンチを乗り切る自信がありません」という人がいます。
ピンチを乗り切る自信なんて必要ありません。
自信は、成功体験を積み上げることでつけていく考えが一般的ですが、それでは遅すぎることがあります。
ピンチを乗り切る自信がつくのを待っていたら、何もできないまま時が過ぎます。
タイミングを逃し、できることもできなくなり、すべてがダメになってしまいます。
大切なことは「根拠のない自信」を持つことです。
過去の実績も明確な理由も必要ありません。
「自信がなくても自信を持つ」ということです。
野球のピンチヒッターは、監督から声がかったとき「打てる自信がないので無理です」とは言いません。
どれだけ危機的な状況であっても、必ず前を向きます。
そして胸を張って打席に向かい、とにかく力強く構えるのです。
ピンチがやってきたときは「立ち向かう」の一択です。
自信があろうとなかろうと、胸を張って堂々と立ち向かうのみ。
あたかもすでにピンチを乗り越えたかのように胸を張ってください。
目線を上げ、胸を張りましょう。
「私にはできる。大丈夫だ」と思い、自分の能力や明るい未来を信じましょう。
自信がなくても自信を持って立ち向かえば、うまくいくのです。