ピンチに強い人には、ある共通点があります。
日頃からピンチを経験しているのです。
スピーチやプレゼンに強くなるには場数が重要ですが、それはピンチにも同じことがいえます。
結局のところ、ピンチも「場数」です。
普段からピンチを経験していると、だんだん慣れが生まれます。
場数を踏むにつれて、落ち着くコツをつかんだり、原因究明から解決に至るまでのプロセスがスムーズになったりします。
「いつものこと」「今まで何度も経験したことがある」という感覚にもなります。
度胸がついて肝が据わり、少々のことでは動じなくなるのです。
ある程度ピンチ慣れをすると「ピンチがピンチと思わなくなる」という不思議な現象が起きるようになります。
またこれまでの経験上、チャンスはピンチという形でやってくることもよくわかっています。
だからピンチがやってきたとき、焦るどころか、逆にガッツポーズで喜ぶのです。
ピンチに直面して、乗り越えたりチャンスに変えたりすることです。
大きなピンチだけでなく、小さなピンチであっても、場数としてカウントされます。
日頃からピンチをたくさん経験して、ピンチ慣れをしておきましょう。
特に初めての経験に飛び込んでいくと、それだけピンチを経験しやすくなります。
ピンチに1つの無駄もないのです。