ピンチになったら、ほかの仕事はいったんストップさせることです。
ほかの仕事をしながらピンチに立ち向かうのは良くありません。
人のリソースは有限です。
時間・労力・お金には、限りがあります。
ほかの仕事をしながらピンチに立ち向かうと、リソースが分散します。
注意が散漫になって仕事が中途半端になってしまい、解決できることも解決できなくなります。
ピンチは人生を左右しかねない局面ですから、怠惰や手抜きがあってはなりません。
緊急事態であり、最優先の課題ですから、ピンチのときはピンチに集中するのが得策です。
すでに着手中の仕事もあるかもしれません。
そんなときは、先方に連絡を入れ、予定をずらしてもらったり締め切りを延ばしてもらったりするなどお願いするといいでしょう。
大変心苦しく、先方には申し訳ないですが、やはりピンチは最優先の課題です。
間に合わなくなってから連絡を入れるのではなく、可能性がある段階で早めに連絡を入れておくのが得策です。
もしピンチが早く解決したら、予定を前倒しすればいいだけです。
ピンチのときは、自分の持っているリソースをすべて解決に注力させましょう。
ベストを尽くせば、ピンチを解決できる可能性がアップします。
たとえピンチを乗り越えられなくても、ベストを尽くした結果であれば、納得できます。
「自分にできることはすべてやった」と心の整理がつくのです。
後悔をなくすためにも、ピンチの場面ではしっかり集中することが大切です。