目を見て話すのは、会話の基本。
目をそらしていると、自信がないように見え、印象がよくありません。
面接においても、面接官の目を見て話すことが基本ですね。
ただし、面接官の目を見るとはいえ、凝視もよくありません。
ずっと見続けていると、相手に威圧感を与えてしまいます。
普段の会話なら、目をそらすタイミングは「3秒前後で1回が適度」といわれています。
面接では、自信を伝える必要があるため「5秒前後で1回が適度」と考えていいでしょう。
さて、問題は目をそらすとき、どこを見るかです。
露骨に下を向けば、自信がないように見られるでしょう。
時計を見れば「早く帰りたいのか」と誤解されるでしょう。
壁を見ていれば「ほかのことを考えているのか」と誤解されます。
目をそらしても、視線のやり場に困る人も多いはずです。
そんなとき、面接官の顎や首あたりを見ましょう。
顔を動かさず、目だけそらすのがポイントです。
面接官に顔を向けたまま、目をそらすことができるため、自然に見えます。
もし複数の面接官がいるときは、話の区切りごとにそれぞれの面接官を見て話せば、自然に見えます。