面接で突っ込まれやすい3つの形容詞があります。
「いろいろ」「さまざま」「たくさん」です。
私たちが普段言いやすい言葉ですね。
意味を大まかに伝えたいとき、便利な言葉です。
しかし、大まかに伝えられるからこそ、面接では注意が必要です。
抽象的な形容詞は、意味がぼんやりしているため、面接官は突っ込みたくなるはずです。
「いろいろな経験をしたい」
そう聞いた面接官は「いろいろな経験とはどんな経験だろうか」と思うでしょう。
「さまざまな土地に旅行をした」
そう聞いた面接官は「さまざまな土地とはどこだろうか」と思うでしょう。
「たくさん仕事をしたい」
そう聞いた面接官は「たくさんの仕事とはどのくらいの量なのか」と思うでしょう。
自己PRや志望動機の中に抽象的な形容詞がある場合は、具体的な表現に変えましょう。
たとえば「いろいろな経験をしたい」は「運用と開発の両方を経験したい」と、明確に言い換えます。
固有名詞もきちんと使いましょう。
「さまざまな土地に旅行をした」は「アメリカのロサンゼルスとドイツのミュンヘンに旅行した」と言います。
数字を使うのもよい方法です。
「たくさんの仕事」は「営業の電話は、1日に100本以上を目標にしたい」と具体的な数字を含めます。
固有名詞や数字を使って具体的に伝えると、面接官も意味をしっかり理解できます。