執筆者:水口貴博

面接の失敗を防ぐ30の対策

13

面接で突っ込まれやすい3つの形容詞。

面接で突っ込まれやすい3つの形容詞。 | 面接の失敗を防ぐ30の対策

面接で突っ込まれやすい3つの形容詞があります。

「いろいろ」「さまざま」「たくさん」です。

私たちが普段言いやすい言葉ですね。

意味を大まかに伝えたいとき、便利な言葉です。

しかし、大まかに伝えられるからこそ、面接では注意が必要です。

抽象的な形容詞は、意味がぼんやりしているため、面接官は突っ込みたくなるはずです。

「いろいろな経験をしたい」

そう聞いた面接官は「いろいろな経験とはどんな経験だろうか」と思うでしょう。

「さまざまな土地に旅行をした」

そう聞いた面接官は「さまざまな土地とはどこだろうか」と思うでしょう。

「たくさん仕事をしたい」

そう聞いた面接官は「たくさんの仕事とはどのくらいの量なのか」と思うでしょう。

自己PRや志望動機の中に抽象的な形容詞がある場合は、具体的な表現に変えましょう。

たとえば「いろいろな経験をしたい」は「運用と開発の両方を経験したい」と、明確に言い換えます。

固有名詞もきちんと使いましょう。

「さまざまな土地に旅行をした」は「アメリカのロサンゼルスとドイツのミュンヘンに旅行した」と言います。

数字を使うのもよい方法です。

「たくさんの仕事」は「営業の電話は、1日に100本以上を目標にしたい」と具体的な数字を含めます。

固有名詞や数字を使って具体的に伝えると、面接官も意味をしっかり理解できます。

面接の失敗を防ぐ対策(13)
  • 自己PRや志望動機は、具体的な表現にする。
完全な答え方ができなければ、部分的な答え方だけでも心がける。

面接の失敗を防ぐ30の対策

  1. 3回のノックは、早さと強さによって、印象が変わる。
  2. 目をそらすとき、どこを見るかが重要。
  3. 非正規雇用の面接は、手抜きをしてもいいのか。
  4. 手を体の後ろに隠すと、悪気はなくても、誤解されやすい。
  5. 「ギャップが激しい」と言われる人は、1次面接で苦戦しやすい。
  6. 遅刻したときに必要なのは、言い訳ではなく、謝罪。
  7. 面接官の「気楽にしてください」を信じていいのか。
  8. 「自己紹介を3分でお願いします」と言われた。
    30秒で終わらせるのはダメか。
  9. なぜ面接では、笑顔が大切なのか。
  10. 真面目な話には、真面目な表情。
  11. 明るい表情と真面目な表情。
    面接でふさわしいのは、どちらか。
  12. なぜ回答の丸暗記は、しないほうがいいのか。
  13. 面接で突っ込まれやすい3つの形容詞。
  14. 完全な答え方ができなければ、部分的な答え方だけでも心がける。
  15. 最小限に答える様子は、簡潔でわかりやすくても、アピールの力が弱い。
  16. 「大変だったことは何ですか」という質問でありがちな、食い違い。
  17. 面接官の発言に矛盾を見つけたときは、指摘したほうがいいのか。
  18. 面接で、怒ったり泣いたりするのはいいのか。
  19. 面接では、履歴書と同じことを話してもいいのか。
  20. 面接のときだけ、正しい姿勢になっていないか。
  21. 志望業界と志望企業の業界は、一致していることが基本。
  22. メモを取りながら、面接を受けてもいいのか。
  23. 言葉がつかえたときは、どうするか。
  24. 独立を考えている人は、面接で伝えるべきか。
  25. 事情があって残業ができない場合は、正直に伝えたほうがいいのか。
  26. 趣味や特技に、ギャンブルをアピールするのは、大丈夫なのか。
  27. 採用に関係がないような質問をされたとき、どうするか。
  28. リーダーや代表などの経験がない場合、どうアピールすればいいのか。
  29. 花粉症で鼻水が止まらない。
    面接中の鼻水は、どうすればいいのか。
  30. 1次面接で話した内容を、2次面接でも話していいのか。

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