童心に返って、けん玉で遊んでみましょう。
大人になってからは縁の少ないけん玉ですが、大人でも十分楽しめる遊びです。
気晴らしになるのはもちろん、シンプルな暇つぶしにもなります。
器用さが求められますが、難しく考えず、気楽に遊んでみましょう。
けん玉は、簡単なようで難しい。
そして奥の深い遊びです。
うまくできなくてもペナルティーはありません。
慣れてきたら、制限時間を設けてタイムアタック制にしてみるのもおすすめです。
「3分で何回、大皿に玉を乗せられるか」「5分で何回、剣先に玉を入れられるか」などのチャンレジはいかがでしょうか。
時間制限を設けることで、楽しさ・遊びらしさがアップするでしょう。
けん玉のコツは「体全体でリズムよくすること」にあります。
けん玉といえば「手」や「腕」を使った遊びのイメージがあるかもしれませんが、実際は「全身」を使って行う遊びです。
膝を曲げたり伸ばしたりして、全身を使ってリズムよく行いましょう。
上手に浮遊感を利用できるようになるので、安定が増して成功率がアップします。
実際にけん玉をやってみると、成功より失敗の数のほうが多くなるでしょう。
なかなか思うようにいかず、失敗の連続という現実を目の当たりにするはずです。
ここで大切なことは「うまくできなくても、いちいち動揺しないこと」です。
焦らない、落ち込まない、悔しがらない。
いちいち動揺すると、精神を消耗して長続きしません。
うまくできなくても、さらりと流して、次のトライに集中しましょう。
けん玉は「根気のトレーニング」として役立ちます。
何度も失敗を繰り返すことで「失敗して当然」「うまくできなくても簡単に諦めない」という行動習慣が身につきます。
けん玉で失敗に慣れるとメンタルが鍛えられ、辛抱強くなります。
実生活でも失敗に強くなるのです。
けん玉は、手先のトレーニングだけでなく、根気のトレーニングでもあるのです。