身近な人と世間話を楽しんでみませんか。
家族や友人、近所の人や職場の人、行きつけのお店の店員さん。
ちょっと挨拶をするような感覚で話しかけてみましょう。
「急に話しかけていいのかな」「相手の迷惑にならないかな」といった心配もあるかもしれません。
もちろん忙しそうだったり取り込み中だったりする場合は要注意ですが、そうでなければ普通に話しかけても大丈夫でしょう。
相手にとっても声をかけてもらえるのは嬉しく、世間話を歓迎していることがあります。
気さくに話しかけるだけでいい。
ちょっと世間話をするだけでも楽しいものです。
世間話ですから、話のテーマは世間に関することで十分。
天気の話、季節の話、最近あった出来事、ニュースで賑わっていることなど、何でもいいのです。
目的も結論もなくていい。
取りとめもない話だからこそ、気楽に話せます。
短い時間かもしれませんが、それでも簡単なコミュニケーションを楽しめるはずです。
時には思いもよらない話に展開することがあるでしょう。
話が脱線することもありますが、世間話ですから、脱線はあってないようなもの。
軌道修正しないで、脱線したままの会話を楽しみましょう。
脱線したほうが、話が面白くなっていくでしょう。
たわいない世間話も大切なコミュニケーションです。
人と世間話を楽しむことは、人とのつながりを実感できる瞬間です。
長話に注意しつつ、世間話を楽しみましょう。
世間話を楽しむときに注意したいのは、人の愚痴・悪口・噂話です。
盛り上がりやすいネタかもしれませんが、避けておくのが賢明です。
いくら世間話とはいえ、人を悪く言うようなネタはふさわしくありません。
話の後味が悪く、印象もよくありません。
できるだけネガティブなネタは避け、ポジティブなネタを楽しむようにしましょう。
世間話を楽しむと、意識を別方向に向けることになるので、よい気晴らしとなります。
口を動かすこと、声を出すこと、表情を作ること、感情を表現すること、時には笑うこと。
これらはすべて気分を爽快にして、心を元気に明るくします。
笑いや驚きがあったり、共感ポイントがあったりして楽しめます。
気軽に話しかけて、しばし世間話を楽しみましょう。
たった3分の世間話であっても、よい気晴らしとなるでしょう。
言葉を交わすことは、お互いの存在を認めることになるため、それだけ嬉しく楽しく感じます。
世間話も、人間関係の潤滑油です。