こだわりは大事です。
こだわりは、人によって千差万別。
あなたにはどんなこだわりがありますか。
もちろんこだわりを持つのはいいのです。
こだわりとは、価値観の追求です。
特別な思い入れのあることには、価値を深めていく楽しみがあります。
こだわりのおかげで、わくわくしたりどきどきしたりする時間が増えます。
喜びや楽しみが増え、人生が充実します。
自分の価値観を満たすことができれば、この上ない喜びを感じるはずです。
こだわりは、仕事の質を高めることにも役立ちます。
「ここだけは譲れない」というこだわりがあるからこそ、高い集中力を発揮して、質を高めていけます。
こだわりは、ないよりあったほうが、人生も豊かになります。
人によっては、こだわりがたくさんある人も多いのではないでしょうか。
しかし、こだわりがあるのはいいですが、多すぎるのは要注意です。
こだわりが多くなるにつれて、口うるさくなるでしょう。
事あるごとに「ここをこうしたい」「そこも直したい」「あれも何とかしたい」と思うようになります。
あれもこれも気になって、神経をすり減らしてしまいます。
こだわりが増えるということは、執着も増えるということ。
執着の対象が増えると、摩擦や衝突も多くなります。
いらいらしやすくなって、ストレスやプレッシャーも増えます。
価値を追求していたこだわりが、いつの間にか自分を縛り付ける鎖に変わり、自由が失われます。
こだわりが増えると、周りの人に迷惑をかけることも増えてしまいます。
こだわりが多すぎるのは、かえって毒になるのです。
ここで心がけたい取り組みがあります。
本当に大事なこだわり以外は、潔く諦める心を持ちましょう。
こだわりをすべて捨てるわけではありません。
あくまで本当に大事なこだわりだけは持つようにします。
本当に大事なこだわりを選び抜き、それ以外にこだわりは、もう執着しないようにします。
そうすれば、こだわりと自由を両立させることができるため、生きやすくなります。
「これだけは譲れない」というこだわり以外は「自由にしていい」という状態が理想的です。
あなたにとって、本当に大事なこだわりは何でしょうか。
真のこだわりを見極めてください。
本当に大事なこだわり以外は、潔く諦めてみませんか。
心理的な抵抗を感じるでしょうが、こだわりを減らすにつれて、束縛から解放されます。
執着することが減るので、ストレスも減ります。
こだわりの数を絞ることで、限りある時間・お金・労力を集中させやすくなります。
こだわりの数は少なくても、数を減らした分だけ深めやすくなります。
究極を言えば、こだわりは1つに絞るのが得策です。
こだわりが1つでも、それが本当に大事な価値なら、十分幸せになれます。