充実した人生を送るためには、2つの生き方を心がけましょう。
「嫌いな人を減らす生き方」と「好きな人を増やす生き方」です。
どちらも大切な生き方です。
一方だけ心がけるのもいいですが、できるだけ両方を心がけたほうが、幸せ効果が倍増します。
まず嫌いな人を減らす生き方をしましょう。
あなたにとって嫌いな人は誰ですか。
露骨に攻撃してくる人がいるなら嫌いになるのも仕方ありませんが、普通の人まで嫌いになるのはよくありません。
嫌いな人を増やすということは「敵も増やす」ということになります。
ストレスが増え、生きるのが苦しくなります。
あらためて振り返ると、意外とささいな理由で嫌いになっていることが少なくありません。
「偉そうだから」
「競争相手だから」
「自分よりモテるから」
「いつも挨拶を無視されるから」
「自分より恵まれているから」
どれもささいな理由です。
あらためて考えると、安易な理由で嫌いになっていることがあります。
その人を嫌いになったところで、何も得することはありません。
ただいらいらするだけで、つらいのは自分だけ。
直接攻撃されているわけではないのですから、嫌いになるのはナンセンスです。
もし安易な理由で嫌いになっているなら、一度考え方を改め、嫌いになるのをやめましょう。
なかなか考え方が切り替えられないなら「ライバル」と呼んでみるといいでしょう。
共に戦う仲間と思えば、仲間意識も高まるでしょう。
また、長所や美点に注目するのもよい方法です。
相手の短所ではなく、長所を見る。
相手の欠点ではなく、美点を見る。
どんな人にも短所や欠点はありますが、きちんと探せば、長所や美点もあります。
できるだけ相手の素晴らしいところに注目すれば、嫌いな気持ちも薄れてきます。
嫌いな人をゼロにできなくても、減らすことならできるはずです。
1人でも嫌いな人を減らしましょう。
なかなか難しいこともあるかもしれませんが、挑戦する価値はあります。
嫌いな人が減れば減るほど、ストレスも減ります。
できるだけ好きな人を増やしていきましょう。
「恋愛対象」として好きになるのではありません。
「尊敬対象」として好きになるということです。
好きな人が増えるということは「仲間や味方が増える」ということです。
相手の長所や美点など、素晴らしい点に注目します。
自然と尊敬の念が生まれ、相手に対する好感が増すでしょう。
たとえ嫌いな人でも、好きになることは可能です。
相手の短所には目をつぶり、長所を見ます。
どんな嫌いな人でも、素晴らしい点が1つくらいはあるはずです。
素晴らしい点に注目すれば、相手を認めることができ、受け入れることができます。
1人でも好きな人を増やしましょう。
すでに好きな人がいるなら、もっと増やしましょう。
地球上のすべての人を好きになることはできなくても、1人でも増やすことならできるはずです。
多くの仲間に囲まれる状態になるので、人生を生きやすくなります。
嫌いな人を減らす生き方をしましょう。
好きな人を増やす生き方をしましょう。
この2つの生き方が実現できれば、人生は必ずバラ色になります。