英語は、イギリスが発祥です。
5世紀にゲルマン人が、今のイギリスであるブリテン島に移住し、原型が作られました。
そんな英語は、いまや世界中に広まり、国際語になりました。
国際語になったがゆえに、世界中にはさまざまななまりのある英語が存在しています。
日本語なまりの英語、韓国語なまりの英語、フランス語なまりの英語などがあります。
世界全体から見れば、なまりのある英語が当たり前です。
シンガポールの公用語は、英語です。
シンガポールなまりのイングリッシュである「シングリッシュ」という言葉が誕生しました。
強いシンガポール独自のなまりが入った英語ですが、そういう言葉が生まれるほどの文化が発達しました。
なまりを直すのは面白くありません。
なまりを直すと、独自の文化が生まれなくなります。
なまっていてもいいですから、堂々と話をすることが大切です。
そういう人は、自分の文化と英語の文化の両方を尊重しながら話していることが相手に伝わります。
自分の言語と英語とを合わせて、独自のなまりのある言語がかっこいい。
シングリッシュのように、独自の文化になり、味になるのです。