病院に行っただけで満足していませんか。
病院に行くと、それだけで病気が治ったような錯覚があります。
病院という特殊な場所に行き、医者に診てもらい、診察料を支払う。
「よし。きちんと病院に行った。これでOK」と満足しそうになりますが、要注意です。
病院に行っただけで満足しないことです。
病院で医者に診てもらっただけです。
病名・病状・対策はわかったかもしれませんが、完治したわけではありません。
むしろ病院に行った後の行動が大事です。
用法用量を守って、処方された薬を服用します。
医者から言われた指導を守りながら生活を送ります。
それらができて初めて病気が治っていきます。
病院に行くのは大切ですが、それだけではまだ途中段階。
病院に行った後の行動こそ、本当に大事です。
読書にも同じことが言えます。
本屋に行き、本を買っただけで満足していませんか。
本屋に行き、本を何冊か見比べながら選んで、レジでお金を支払う。
本を購入すると、それだけで頭が良くなったような気持ちになります。
厚くて難しそうなタイトルの本だと、本を持っているだけで賢い人になった気がするから不思議です。
「よし。一仕事が終わった」とほっとしますが、満足するのはまだ早い。
本を買っただけでは、まだ何も変化していません。
あくまで本を買っただけであり、まだ知識も知恵も変わりありません。
本当に大事なのは、本を買った後です。
買った本をきちんと読みます。
学んだことを、ビジネスやプライベートできちんと生かします。
それができてこそ、ようやく本を買った意味が出てきます。
病院に行っただけで満足しないこと。
本を買っただけで満足しないこと。
本当に大切なのは、その後なのです。