悩み事があれば、誰かに話しましょう。
誰にも話さず1人でため込んでいると、ストレスがたまります。
悩みとはいえ、心に影響するストレスです。
悩み事は、誰かに話すと軽くなります。
たとえアドバイスがなくても、悩み事を吐き出すことが大切です。
「吐き出せた」「聞いてもらえた」「理解された」という実感があると、心が軽くなって、気持ちも明るくなります。
悩み事の半分は、誰かに聞いてもらっただけで解決する、と言っても過言ではありません。
さて、話し相手といえば、誰をイメージしますか。
最初に思い浮かべるのは、やはり「人」ではないでしょうか。
親、先生、友人などです。
占い師、セラピスト、カウンセラーなどをイメージする人もいるでしょう。
しかし、話し相手は人に限りません。
犬でも猫でも鳥でもいいのです。
たとえば、ペットです。
自宅で飼っているペットがいれば、話しかけてみましょう。
「今こんなことで悩んでいてね、本当に大変だよ」
ペットたちは、不満も文句も言わず、黙々と聞いてくれるでしょう。
1時間でも2時間でも、じっと聞いてくれるはずです。
アドバイスがなくても、じっくり聞いてくれることが嬉しい。
人の言葉がわからない動物であっても、まったく問題ありません。
動物たちの純粋な瞳が、言葉の代わりになってくれるはずです。
また自宅で飼っているペットに限らず、公園や空き地にいる野良犬・野良猫・野鳥でもいい。
きちんと目を見ながら話しかけると、返事はなくても、じんわり癒されるでしょう。
そう考えると、話し相手はたくさんいることに気づくはずです。
もはや話し相手に囲まれて生きていると言っても過言ではありません。
心を開ける友人がいなくても大丈夫です。
悩み事の話し相手を、人に限定せず、もっと幅広く考えていきましょう。