「あなたがこだわっている物や道具はありますか」
「今日の持ち物の中で、特にこだわりが強いものは何ですか」
営業関係の面接で、よく聞かれる質問です。
こだわりを語る姿は、営業で、お客さまに商品の魅力を語る姿と似ています。
こだわりを語る応募者を見て、面接官は、どういう様子で商品の魅力を語るのか、仕事風景を想像する手がかりにするのです。
まず注意したいのは、自分の気持ちをわからせるような、強引な言い方です。
「絶対これがおすすめです」
「私の気持ちがわかりますよね」
「これ以外の物は、使い物になりません」
こだわりを熱く語るのは結構ですが、自分の考えを強要したり、ほかの商品を侮辱したりする発言は避けます。
こだわりがあるものについて語るときは、にこにこしながら、明るく楽しげに語りましょう。
「私の相棒です」
「これに何度も助けられています」
「これは本当に素晴らしい道具なんですよ」
「これのすごいところは、こういうところなのです」
明るく楽しげに語ると、深い思い入れがあることが伝わります。
相手を話に引き込むことができるのです。