「今まで読んだ本で、おすすめの本があれば、挙げてください」
この質問の意図は、応募者がどういった本に興味を持ち、どんな影響を受けたのかの確認です。
応募者がおすすめする本を通して、応募者の興味関心・共感のポイント・学ぶ方向性を把握できます。
おすすめの本は何冊もあるかもしれませんが、たくさん挙げると長話になる上、話の焦点もぼやけます。
できるだけ、1冊に絞って、具体的に紹介するのが得策です。
面接官の前だからとはいえ、かっこつけて、難しい本の名前を挙げる必要はありません。
詳しく内容を質問されたとき、言葉に詰まれば、かえって不格好になるだけです。
また、ビジネス関連の書籍である必要もありません。
たとえば小説であっても、大きな影響を受けた事実があるなら、自信を持って挙げることができます。
これまで読んだ本を思い出し、大きな影響を受けた本を挙げましょう。
本への興味関心は人それぞれですが、あくまで自分が影響を受けた本を正直に挙げます。
価値観や人生観を大きく変えた1冊が適切です。
おすすめする本を挙げるときは、次の3点を具体的に答えます。
いずれも、簡潔にわかりやすく説明するのが鉄則です。
面接官を引きつけるよう楽しげに話すと、よい影響を受けた印象がいっそう強く伝わるでしょう。