面接でうっかり社名を言い間違えることがあります。
「そんなことがあるはずない」と思いますが、意外によくある話です。
ほとんどの学生が、複数の企業を並行しながら就職活動をするはずです。
さまざまな社名が頭の中に浮かんでいると、頭が混乱して、うっかり社名を間違えてしまうのです。
うっかりで済めばいいのですが、企業にとってこれほど聞き捨てならない言葉はありません。
さて、面接で社名を間違えたときにどうするか。
まず間違えたときに見られているのは、リアクションです。
失言や失態を犯しても、社会人らしい対応ができるかを確認しています。
間違えても動揺せず、落ち着いて対応しましょう。
ポイントは、次の3つです。
まず注意したいのは、言い訳です。
謝ることなく先に言い訳から始めると、かえって間違いによる悪印象が強調されます。
素直に非を認めましょう。
「失礼しました」「間違えました」「申し訳ございません」など、素直に謝罪することが大切です。
応募者が何社も同時に受けることは、面接官も承知のはずですから、理解してくれるはずです。
面接官から「その企業も受けているのか」と追求されたときは、正直に答えたほうが賢明です。
ごまかしたところで、面接官は確実に嘘を見抜きます。
「同時に受けている企業です」「検討中の企業です」など、正直に答えたほうが賢明です。
間違いを引きずっても仕方ありません。
間違いの謝罪が終われば、さっと気持ちを切り替え、次の質問に集中することが大切です。