採用率が高い人には、ある特徴があります。
OB・OG訪問の数が多いのです。
「OB・OG訪問は1回で十分」と考えるのは、不十分です。
もちろんまったくしないよりはいいのですが、1回だけでは情報が偏ります。
あらゆる情報には主観や誤解が混じるものですが、OB・OG訪問も同様です。
その社員だけの主観や誤解かもしれません。
事実ではなく、意見かもしれません。
OB・OG訪問は、できるだけさまざまな立場の社員と会うことが大切です。
1つの企業には、さまざまな社員がいます。
男性と女性、20代と40代、営業部と技術部。
それぞれで感じ方が異なるでしょう。
各立場から話を聞けば、多様で幅広い情報を入手できるため、企業の実態をより正確に把握できるようになります。
忘れてならないのは、人事に報告されている可能性です。
OB・OG訪問は、裏で人事に報告されている場合があるため、OB・OG訪問の数が選考で有利に働く可能性があります。
OB・OG訪問をよくしている学生は、高い評価を得やすくなります。
情報は、自分から入手しにいく姿勢が大切です。
採用率は、OB・OG訪問の数だけ高くなる傾向があります。
時間と手間はかかりますが、無駄な努力にはなりません。
本気で入社したい企業なら、1回のOB・OG訪問で十分と考えず、複数の先輩社員を訪問しましょう。