ソフトドリンクは、砂糖の塊です。
一般的なソフトドリンク1本にどのくらいの砂糖が含まれていると思いますか。
実は、大さじ10杯にも及ぶ砂糖が含まれています。
恐ろしい量ですね。
2本飲めば、当然量も2倍になります。
砂糖の取りすぎは、健康にもよくないことはすでにご存じですね。
そこで登場したのが、人工甘味料を使ったソフトドリンクです。
甘みを与える甘味料として、一部、または全部を人工甘味料に頼り、カロリーを抑えている飲み物です。
なんと、カロリーゼロのソフトドリンクまで登場しているから驚きです。
体重を気にする人や美容には強い味方と思われます。
本当にそうでしょうか。
カロリーオフの飲み物なら何でもいいのかというと、そうではありません。
代表する人工甘味料といえば「アスパルテーム」です。
甘みは、砂糖のおよそ200倍。
少量でも強い甘みを感じることが特徴です。
そのため、カロリーオフをうたい文句にしたソフトドリンクにはよく使用されています。
一見すると砂糖が使われていないので、健康的のように思えます。
たしかに砂糖は含まれていないので血糖値の上昇は小さいですが、人工甘味料には別の危険性があります。
まず糖分ではありませんから「満腹感が得られにくい」という欠点です。
甘くても満腹感が得られにくく、かえってほかの食事を食べすぎてしまうことになります。
また、アスパルテームには発がん性があるという報告があります。
人間が作った人工的な甘味料ですから、まだほかにも発見されていない未知なる危険性が隠れていることも十分に考えられます。
そういう意味で、むやみに人工甘味料に頼るのも危険です。
飲み物でおすすめするのは、やはり「果汁100パーセントのフルーツジュース」です。
フルーツの糖分、いわゆる「果糖」は、砂糖ほど血糖値の上昇はありません。
すぐエネルギーに変わる効率のいい糖類なので、太りにくいことでも特徴です。
もちろんダイエット中には、不足しがちなビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれていますから健康的です。
私たちは自然から生まれましたから、口にするものも自然界のものが一番なのです。