ダイエットを実現するためには2つのアプローチが必要です。
・摂取するカロリーを減らす
・消費するカロリーを増やす
ダイエットをするなら、食べる量を減らすだけでなく、必ず運動することも心がけましょう。
運動することで体力がついて、活動の土台が固められるだけでなく、基礎代謝量も増えて太りにくい体になるからです。
では、肝心の運動ですが、どのような運動がいいでしょうか。
ウォーキング・ダイエットをするときには「ただ痩せよう」という抽象的な目標はあまりおすすめできません。
どのくらい痩せるのかというラインが見えないためです。
「痩せる」というのは、抽象的です。
ダイエットのために歩くのはいいですが、ただ歩けばいいわけではありません。
多くの人が勘違いするところです。
問題は「歩き方」です。
体を動かす運動は、どれも同じと思っていませんか。
同じではありません。
大きく分けて、2種類の運動があります。
「食事をしたら、眠くなった」
おなかいっぱいに食事をした後、体がだるくなったり眠くなったりしたことはありませんか。
食べたものの消化のために、血液が胃や腸に送られるため、頭がぼうっとしてしまいます。
「ダイエットのために、毎日10分の散歩を続けよう」
さて、これを聞いて、あなたはどんな印象を受けましたか。
一見すれば問題ないように思え、ダイエットにも効果があるように思えます。
有酸素運動であるウォーキングをするなら、早歩きのペースを維持する必要があります。
しかし、この「早歩き」というのが厄介です。
わかりやすいようで、わかりにくい。
早足で両手両足を動かすウォーキングは、単に歩くとはいえ、しっかり汗をかきます。
汗をかいているということは、いい運動ができているなによりの証拠です。
そこで欠かせないのは「水分補給」です。
汗をなめたことがありますか。
汗は、しょっぱいことをご存じでしょう。
大量の塩分が含まれているためです。
汗には、塩分が含まれていることは有名です。
塩分が含まれると、より多くの熱を奪って蒸発しやすいため、体温の低下を促しやすいです。
ほてった体を少しでも早く冷まし、生命の危機を避けようとする体のシステムです。
ウォーキングをするなら、ぜひとも、コーヒーを味方につけましょう。
コーヒーには、脂肪燃焼効果があります。
厳密に言えば、コーヒーに含まれるカフェインが、脂肪を分解する働きがあります。
ダイエットのためには、積極的に汗をかくことが大切です。
わざと汗をかきやすくする格好をすればいい。
早歩きでウォーキングをして10分くらいすると、自然と汗がにじみ始めるでしょう。
あらためて考えてみると、人生のあらゆる場面で「足腰」が必要とされます。
通勤通学のとき、仕事をするとき、デートのとき、買い物のとき、友人と遊びに出かけるとき、旅行のときなど、数多くあります。
たとえ椅子に座っているときでさえ、腰の強さが必要とされます。
ウォーキングのいいところは、運動量の調整が簡単である点です。
自分のレベルに応じて、段階的に調整ができます。
慣れていない人なら、最初は1,000歩くらいを目安に始めるといいでしょう。
ダイエットの成功のために、必ず記録をつけましょう。
本当は「余裕があれば記録をつけてください」と言いたいところですが「必ず」記録をつけましょう。
なんとなく適当にダイエットを始めると、挫折します。
これまでの散歩といえば、両手をぶらりと下に下げた状態で歩くものでした。
普通に私たちが歩く、自然な歩行スタイルです。
しかし、ダイエットを意識したウォーキングの場合、この「腕」にも少し工夫が必要です。
お風呂でしっかり汗をかいて、体重計に乗ったときのことです。
「やった。昨日より1キロ痩せているぞ!」
体重計にのるや否や、大喜び。
肝心の運動量と消費カロリーは、どのような関係でしょうか。
性別・年齢・体重にもよりますから、一概に言うのが難しいところです。
歩くペースによっても、かなり消費カロリーも変わります。
運動すれば、腹が減ります。
しっかり体を動かしますから、血糖値が下がり、次第に空腹を感じるのは自然です。
「腹が減ったから、しっかり食べるぞ」
物事には、格好から入るほうが、うまくいく場合があります。
たとえば、ウォーキング・シューズです。
「靴なんて、どれも同じだろう」と思いますが、一概にそうとも言えません。
ウォーキング・ダイエットでは「大股で早歩き」が基本です。
個人差は多少ありますが、おおむね目安としては「時速4キロ」。
時速4キロをといえば「大股で1秒に2歩くらい」のペースです。
運動を続けることは、リズムに乗ることです。
リズムに乗りやすくなると、気分も乗りやすくなります。
音楽にも「乗りのいい曲」というのがあります。
女性なら、紫外線を気にする人も多いことでしょう。
適度な紫外線なら、骨の強化につながり、健康にもいいですが、強い紫外線を浴び続けるのは勧められることではありません。
しみやしわの原因になりますし、皮膚がんを誘発させる可能性もあります。
音楽を聴いているとき、音楽のリズムに乗って歩きます。
すると、一定のスピードを保ちやすく、疲れが感じられにくくなります。
一方、音楽を聴いていない無音環境の場合、自分の足音を聞いてリズムに乗ります。
「歩く時間を作るほど暇がない!」
ウォーキングの時間がなかなか作れないと感じる人は多いことでしょう。
毎日勉学にいそしむ学生や、仕事に追われる社会人などです。
ウォーキング・ダイエットでは、ある程度の「努力」は必要です。
ダイエットなら何でもそうです。
意志を強く持ち続け、ウォーキングの時間を作り、怠けようとする肉体に鞭を打って歩くためには、多少は踏ん張りが必要です。
ウォーキングをしていると、自分と同じようにウォーキングをしている人とよくすれ違います。
ある日ふと気づいたことがあります。
そういう人には、何かオーラのようなものが出ています。
ウォーキングをするときに意識して動かすところと言えば、どこを想像しますか。
おそらく大半の方々は「足」や「腕」などを思い浮かべることでしょう。
大股で歩き、腕をよく振るのは、典型的なウォーキングのイメージです。
ウォーキング・ダイエットの効果を倍にする、ささいな工夫があります。
ウォーキングを1時間ほどすれば、たっぷり汗をかけます。
ウォーキングした後は、汗を流したくなりますね。