「ヘルシーな食品は、ダイエットの隠れた敵」
こう聞けば多くの人が「まさか」と思うでしょう。
実際のところ、ダイエットに失敗する人は、ヘルシーな食品に油断する傾向があります。
世の中には「ヘルシー」と呼ばれる食品があります。
たとえば、サンドイッチやコールスローです。
たっぷり野菜が使われているので、ビタミンやミネラルが豊富で、体によさそうな印象を持つでしょう。
しかし、ヘルシーだからとはいえ、ダイエットに有効とは限りません。
サンドイッチは、肉や野菜が含まれていて栄養に優れていますが、チーズやマヨネーズなど高カロリーな食材が使われています。
コールスローも、大量のキャベツが使われていますが、ドレッシングやマヨネーズが使われているため、意外と高カロリーです。
こうした落とし穴に気づいているかどうかは、ダイエットの成否に影響します。
ダイエットに失敗する人は、ヘルシーな食品で油断します。
「ヘルシーなものは、カロリーも控えめ」
「ヘルシーなものをたくさん食べれば、健康にもよい」
「ヘルシーなものなら、どんなに食べても大丈夫」
「ヘルシー」という響きがあるので、安心と思い込み、つい食べすぎてしまう。
その結果、カロリーを取りすぎてしまい、なかなか痩せられません。
本人は「ヘルシーな食品を食べているのに、なぜ痩せないのだろう」と悩みます。
場合によっては、痩せるどころか太ることもあります。
「ヘルシーな食品はダイエットにも有効」という思い込みがあると、思わぬカロリー摂取につながるのです。
ダイエットに成功する人は、ヘルシーな食品こそ注意します。
ヘルシーな食品は、ダイエットの隠れた敵であることを知っています。
「ヘルシーな食品はダイエットにも有効」という思い込みは捨てます。
ヘルシーという言葉や印象に踊らされません。
野菜炒めも「野菜」が付くからダイエットに有効とは限らない。
カボチャサラダやマカロニサラダも「サラダ」が付くからダイエットに有効とは限らない。
あくまで注目するのは「カロリー」と「栄養バランス」です。
ヘルシーな食品に注意する人が、ダイエットの成功を勝ち取るのです。