学生時代は、いくら食べても太りませんでした。
普通に学生生活を送っているだけで、運動をする機会が頻繁にあります。
毎日学校があるため、歩いて登校、もしくは自転車をこいで登校することになります。
学校が終われば、放課後に友人の家に遊びにいったり繁華街に出かけたりするので、また体を動かします。
そうした体を動かす機会が多いことに加え、そもそも若い時期は活発な新陳代謝が備わっています。
これは若さがゆえの特権です。
そのため学生時代は、よほど食べすぎないかぎり、太りにくいです。
一部に例外はいるものの、多くの人の場合は、スリムな体型を維持することでしょう。
しかし、学生時代まではスリムだったのに、社会人になってから急に太る人がいます。
機械化が進んで、多くの仕事でコンピューターが導入されたため、座っていることが多い仕事が増えました。
しかも、パソコンを使うとなるとスクリーンに向かって仕事をすることが多くなり、ストレスがたまりやすくなります。
運動不足になり、ストレスをためやすく、食事も食べすぎてしまう。
ここまではよくある話です。
ここから、2通りの人にわかれます。
「ダイエットをしようとする人」と「仕方ないから諦める人」です。
ダイエットをしようと一念発起し、生活の中で運動をする習慣を取り戻した人は、学生時代のように、またスリムに戻ります。
そういう人は、健康の大切さをあらためて感じて、同じような失敗を繰り返しません。
しかし、仕方ないと諦めた人は、どんどん太ってしまいます。
太ると運動がしにくくなり、余計に運動不足になるので、さらに太る悪循環です。
これは男性だけでなく、女性でも同じです。
健康維持ができるかどうかは、ここで決まると言っても過言ではありません。
あなたはどちらでしょうか。
私たちの人生は、学生時代の勉強によって、人生の大きな分岐点を向かえます。
しかし、それだけがすべてではありません。
社会人になってからも、人生を決めてしまう分岐点があるのです。