執筆者:水口貴博

健康のためになる30の散歩術

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「激しい運動かどうか」の基準は「走る運動かどうか」でわかれる。

「激しい運動かどうか」の基準は「走る運動かどうか」でわかれる。 | 健康のためになる30の散歩術

食後をした直後は、激しい運動を控えるほうが、賢明です。

おなかが痛くなって、運動をしたくてもなかなかできないのが現実です。

しかし、ここからが肝心です。

こう聞けばあなたはこう思ったのではないでしょうか。

「そうか。食後は運動しないほうがいいのか」と。

ここが人間の難しいところです。

「食後、運動はしないほうがいい」とは言っていません。

「食後、激しい運動はしないほうがいい」と言ったのです。

人間ですから、大雑把に考えてしまうところです。

控えたいのは、あくまで「激しい運動」です。

適度な運動くらいなら、大きな問題はありません。

では「激しい運動かどうか」の基準は、どこにあるのでしょうか。

「走るかどうか」を基準にしましょう。

たとえば、食後のジョギング・サッカー・野球・マラソンなどなら「走る」ため、激しい運動にあたります。

また、例外として筋トレも、走るわけではありませんが、激しい運動に当たるので要注意です。

しかし、食事をした後のウォーキングなら、激しい運動にはあたりません。

おなかに痛みが生じるのは、胃や腸への血の巡りが悪くなるときです。

ウォーキングくらいの軽い運動なら、基本的に胃や腸の消化・吸収の活動に大きな支障を来さないと考えていいでしょう。

健康のためになる散歩術(26)
  • 「激しい運動かどうか」は「走るかどうか」を基準に、考える。
自動販売機やコンビニを利用すれば、ペットボトルを持ち歩く手間から解放される。

健康のためになる30の散歩術

  1. なぜ、老いるときには、あっという間に老いるのか。
  2. ウォーキング初心者は「歩数単位」より「時間単位」で始めるほうがうまくいく。
  3. 「たった3分だけ歩こう」そう思うほうが始めやすい。
  4. 歩数計は、歩数を測るだけの道具ではない。
    やる気を発生させる効果もある。
  5. 高機能な歩数計は、よきアドバイザー役になる。
  6. スポーツにかけるお金は、健康への投資であり、医療費の節約と考える。
  7. 外を歩くだけで、自然と免疫力が上がる。
  8. 人生を決める分岐点は、学生時代だけではない。
    社会人になってからもある。
  9. 自分の平熱は把握しているのに、1日の歩数を把握していない人は、多い。
  10. 睡眠時間はためられないが、歩いた歩数ならためることができる。
  11. ウォーキングの目標は「1日単位」より「1週間単位」のほうがうまくいく。
  12. 健康で大切なのは「1日に歩いた歩数」より「歩き続けた日数」。
  13. 健康を意識するなら、最低でも1日5,000歩は歩くべきだ。
  14. なぜ、足は第2の心臓と呼ばれるのか。
  15. ウォーキングの初心者は、坂道や不安定な道は避けておきたい。
  16. きれいな姿勢で歩く、3つのチェックポイント。
  17. 大型デパートは、楽しみながら歩ける散歩コースの穴場。
  18. 歩く習慣は、老若男女が死ぬまで一生楽しめるスポーツだ。
  19. 大きな目印があると、歩きやすくなる。
  20. 年を取るにつれて、運動量は増やさなければいけない。
  21. ウォーキングが大変だと思っている本当の正体。
  22. 水中ウォーキングには、陸の上ではできないメリットがある。
  23. 気分転換には、コーヒーより散歩のほうが効果的。
  24. 空腹状態でのウォーキングは控える。
    特に朝は要注意。
  25. なぜ、食事をした直後の運動は、おなかが痛くなるのか。
  26. 「激しい運動かどうか」の基準は「走る運動かどうか」でわかれる。
  27. 自動販売機やコンビニを利用すれば、ペットボトルを持ち歩く手間から解放される。
  28. 歩きながらの計算で、右脳だけでなく左脳も鍛える。
  29. ただ歩くだけで、多くの筋肉を同時に鍛えることができる。
  30. なぜ山登りを始めると、足が止まらなくなるのか。

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