「気分転換」や「リラックス」のために歩くなら、あまり歩数は関係ありません。
ぶらぶらのんびり歩くことで、自然と体の緊張が解けていきます。
しかし「健康のため」という明確な目的があるなら、ある程度歩く量は必要です。
そこで健康で大切なのは「1日に歩いた歩数」より「歩き続けた日数」です。
健康維持では「継続」が重要です。
基本的に1日に何歩でもいいですが、あまりに少なすぎるというのもよくありません。
健康維持のため、ある程度の体を動かす量が必要です。
では、健康維持のためには、1日にどのくらい歩けばいいのでしょうか。
ずばり、5,000歩を目安にしましょう。
1日に5,000歩くらいを目安にすれば、ある程度「体を動かした」という実感が得られます。
十分というわけではありませんが、5,000歩を最低ラインとして歩けば、体全体の筋肉をバランスよく動かせます。
健康的な体の維持としては、一定の効果があることでしょう。
「まだ歩けるぞ。体力に余裕がある。もっと上を目指したい」という人は、どんどん歩いていいと思います。
ただし、あまりに多く歩きすぎて、歩くのが嫌になったということにならないように注意したいところです。
そういう意味でも、比較的達成しやすい目標である5,000歩は、いい数字になるはずです。