若い時期をどう生きるかで、人生が大きく変わります。
人生の最も大切な時期の1つは、学生時代の送り方です。
学生のころは、親の援助のおかげで、学生生活を送れます。
これは親に感謝しなければなりません。
高い学費を払っていくことは、学生1人の身分だけではあまりに負担が大きすぎます。
アルバイトで稼ごうものなら、バイトだけで貴重な学生時代があっという間に過ぎてしまいます。
おかしな矛盾に気づきませんか。
勉強をするために学校に入り、学費を払うために朝から晩までバイトに明け暮れる。
勉強するために学校に入ってもお金がなくてバイトとなれば、勉強する時間がなくなってしまうのです。
勉強するために学校に行っているのか、アルバイトをするために学校に行っているのかわからなくなります。
この当たり前の事実に気づかないと、貴重な学生時代があってないようなものになります。
才能を磨くために思いきり勉強したければ、親の援助をありがたく頂くのが近道です。
たしかに喜ばれる方法ではありません。
ですが、学生時代を生かしきるには、アルバイトに明け暮れている場合ではないのです。
仕事は社会人になってからやればいいことです。
一度社会に出てからでは、今度は勉強する時間を捻出することが難しくなります。
親は、あなたが一生懸命に勉強をしてくれることを願って、お金を出してくれます。
子どもが好きなことを勉強し、将来はそれを生かした仕事に就いて稼いでくれるよう願っています。
親は、子どもに一時的に投資をしていると考えているからこそ、すねをかじらせてくれているのです。
学生時代の貴重さは、若い時期にはわかりにくいですが、学校を卒業してから気づきます。
そうなってしまってからでは遅いのです。
人生の中でも親からの援助があり、自分の勉強が思う存分できる時期は、この時期しかないのです。
一度社会人になってから、勉強するだけの時間をまとめてとろうと思うと、大変です。
仕事があるため、時間に限りがあります。
仕事が終わってから勉強をしようと思っても、勉強するだけの元気がありません。
学生時代は、勉強をするためのゴールデンタイムです。
この時期にどれだけ才能を磨いておくかで、後の人生が決まるのです。