あなたはお風呂に入るとき、何か工夫をしていますか。
ダイエットで控えたほうがいい入浴方法を紹介します。
控えたほうがいい入浴方法は、2つあります。
「シャワー」と「熱いお風呂」です。
まず1つ目のシャワーは、すでに入浴ではありません。
お湯はただ汗を流すだけになるため、汗をかく量が少なくなり、疲労回復の効果が小さいためです。
なかなか疲れが取れないと悩む人に限って、シャワーが習慣になっています。
2つ目は「熱い湯」です。
急に熱い湯に浸かると、心臓への負担が大きく健康によくありません。
心臓の悪い人には、発作を起こすこともあるといいますから注意です。
また熱い湯船だからこそ、湯に浸かっている時間も短くなり、汗をかく前にお風呂から出ることになります。
熱い湯に浸かった後は、体も冷えやすくなっているため、風邪も引きやすい。
以上の点から、ダイエットのためには「シャワー」と「熱い湯」はおすすめしません。
では、成功するダイエットに必要な入浴とは、どんなものでしょうか。
ずばり「半身浴」です。
半身浴とは、38度前後のぬるま湯に下半身だけ浸かる入浴方法です。
心臓への負担を避ける入浴法として、若い人だけでなくお年寄りにもおすすめです。
ぬるま湯のため、人によっては物足りないと感じる人もいるでしょう。
好きな本を読みながら、のんびり気長に湯に浸かってください。
湯に浸かり始めて10分を過ぎると、急に汗が体中から噴き出してきます。
体の芯から温まった、という証拠です。
たくさん汗をかくことで毒素が体外に排出され、疲れも取れやすくなります。
個人差はありますが、1回のお風呂でおよそ200キロカロリー、消費すると言われます。
半身浴をして、汗をたっぷりかいて体の中の不要な毒を排出しながら、カロリー消費まででき、そのうえ読書もできる。
まさに半身浴は、ダイエットに欠かせない入浴方法なのです。