執筆者:水口貴博

ストレスをためる人とためない人の30の違い

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競争に熱くなっても、自分のペースを崩すことだけはしないこと。

競争に熱くなっても、自分のペースを崩すことだけはしないこと。 | ストレスをためる人とためない人の30の違い

マラソンでは自分のペースを崩したときが、負けにつながると言われます。

走っている最中、ほかの選手に抜かれそうになると「追い抜かれてなるものか」と、つい力が入ります。

「まだまだついていける」

「自分にはできるはずだ」

「あんな人に、抜かれたくない」

多少の速いペースなら、本人の成長につながるでしょう。

しかし、明らかに自分の限界を超えた速いペースについていこうとすると、今度は自分の限界を超えます。

本来の自分のペースを崩したとき、自分も崩れます。

バランスが崩れ、息切れを引き起こしたり体力を使い果たしたりして、途中で棄権する結果につながります。

ストレス管理では、自分の限界を知り、きちんと限界を守ることが大切です。

できると思っていることでも、自分の限界を超えたペースでは、実現が難しい。

世の中には多くの競争があります。

自分を超えたペースについていこうとすると、無理が生じて、途中で棄権する可能性が出てきます。

かっこつけようとする人ほど、無理をして速いペースについていこうとします。

息切れて倒れてしまう。

無理をして頑張ろうとすればするほど、強引な状態になり、余計な摩擦やトラブルを生みます。

競争に熱くなるのはいいですが、自分のペースまで崩すことはありません。

常に自分のペースを守ること。

自分のペースがベストペースです。

ストレスをためる人とためない人の違い(29)
  • 競争につられて、自分のペースを崩さないようにする。
「調子に乗るな」を信じてはいけない。

ストレスをためる人とためない人の30の違い

  1. ストレスの本当の解決は、短期ではなく、長期で考えること!
  2. ストレスのほとんどは「肉体的」より「精神的」である。
  3. 心の運転は、車の運転と同じ。
    事故を起こす原因は、運転にある。
  4. ストレスをためている人は、弱いものをいじめようとする。
    ストレスをためない人は、弱いものを助けようとする。
  5. 短期的に考えていると、短気になる。
  6. 今日を懸命に生きる人は、賢く生きることができる。
  7. お金で動くと、ストレスが増える。
    喜びで動くと、ストレスがなくなる。
  8. 素直、正直が一番疲れない。
  9. 相手と話す前に、まず自分と話をしよう。
  10. ストレスをためる人は、受け止める。
    ストレスをためない人は、バネにする。
  11. ストレスをためる人は「後回し」にする。
    ストレスをためない人は「今すぐ」に行う。
  12. 考えてもわからないことは、すぐ答えを聞いてもいい。
  13. タバコは、いらいらを減らすどころか、増やしてしまう。
  14. マイナスの感情は、開き直ることで克服できる。
  15. 喧嘩をした相手とは、できるだけ早く仲直りすること。
  16. ストレスをためる人は、仕事をするために休まない。
    ストレスをためない人は、仕事をするために休む。
  17. ストレスをためる人は、我慢で乗り切ろうとする。
    ストレスをためない人は、協力で乗り切ろうとする。
  18. 生活のリズムが一定だから、ストレスも小さくなる。
  19. おしゃべりな人は、ストレスをためにくい。
  20. ルールを先に考えすぎると、挫折する。
    しながらルールを覚えると、楽しくなる。
  21. 楽しさや面白さは、自分から積極的に見つけていく。
  22. もつれた糸をほどくために、いったん休憩を入れる。
  23. 海外旅行で、自分をリセット。
  24. 流れが悪くなったとき、ストレスを感じ始める。
  25. ストレスの多い人は「完全」を求める。
    ストレスの少ない人は「適当」を求める。
  26. ごちゃごちゃした部屋は、心もごちゃごちゃになる。
    すっきりした部屋は、心もすっきりする。
  27. 負けるとわかっている戦いには「逃げる」という選択が最適。
  28. 質より、量をこなせば、ストレスがなくなる。
  29. 競争に熱くなっても、自分のペースを崩すことだけはしないこと。
  30. 「調子に乗るな」を信じてはいけない。

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