行動できない人に共通するのは「間違ってはいけない」という心の習慣を持っていることです。
「間違うと笑われる。頭が悪いと思われる。ばかだと思われる」
そうした恐怖感に怯えています。
自分の人生はうまくいっていると考える人は、ハッピーな人です。
ハッピーな人は、自分の人生に無駄はないと考えています。
今の自分が存在しているという素晴らしい事実は、過去のすべてがあったおかげです。
「みんなと一緒にいたい」
「1人になりたい」
どちらも、時と場合に応じて変わります。
さて、1つ問題です。
生まれてからこれまで、あなたが口にした言葉を一番聞いている人は誰でしょうか。
お父さんでしょうか。
私はアメリカに留学したとき、英語の伸びが速い人と遅い人がいました。
正直に言うと、私は英語の伸びが遅い側の人間でした。
たくさん勉強をしても、英会話ができないタイプの人間です。
「いいね」という言葉は、気楽に生きるための言葉です。
いいねという言葉は、肯定する言葉だからです。
前向きで受け入れる言葉は、聞いていても元気になります。
気楽に生きるための魔法の言葉があります。
「まあいいか」という言葉です。
「気に入らないところがあるけれど、まあ受け入れましょう」ということです。
気楽に生きるためには、朝のエネルギー補給が大切です。
朝食をしっかりとって、元気になるということです。
朝ご飯は、ちょっと多めに食べてもかまいません。
私たちには、生理現象というものがあります。
気楽に生きるためには、この生理現象とどう向き合うかも大切です。
私が行っている、生理現象との向き合い方の1つを紹介します。
生理現象の代表といえば、おしっこです。
生理現象は、ほかにもたくさんあります。
たとえば、あくび、くしゃみ、おならです。
かっこよくなりたい人はかっこつけ、かっこ悪いことをしていると、異性にモテないと思います。
しかし、世の中は逆なのです。
かっこつけているとかっこ悪くなります。
勉強でも仕事でも「締め切り」をつけることは、重要です。
「時間があったときにしよう」と思っていると、いつまで経っても行動しないのが人間です。
具体性に欠けるため、行動に移しにくくなるからです。
「大変だ」
「1人じゃできない」
「誰か手伝ってほしい」
ある公的機関が調査した「長生きしている人の考え方」の結果を見たことがあります。
結果はさまざまでしたが、考え方に興味を引かれました。
長生きをしている人には「楽観主義者」が多く、短命の人には「悲観主義者」が多いとのことです。
ときどき「気楽に生きる=だらだら生きる」と思っている人がいます。
気楽に生きることは、だらだら生きることではありません。
だらだらナメクジのように生きるのは「気楽」ではなく「怠け」です。
朝は、誰でももう少し寝ていたいと思います。
朝はだらだらした時間が長いものです。
だらだらしてしまうのは、性格に問題があると思ってしまいますよね。
午前中は、仕事に集中できるのに、午後から仕事がはかどらなくなる人がいます。
私は同じ経験があるので、原因がわかります。
昼寝をしていないのです。
「謙虚な態度」と「横柄な態度」では、かかるストレスに大きな違いがあります。
謙虚は「敵をつくらず、味方を増やす生き方」です。
周りの人に、腰を低くして接するので人間関係がよくなります。
新たな挑戦をするときに「失敗したらどうしよう」という不安があります。
「成功しなければならない」という前提があるから、不安になるのです。
「成功して当然」と考えているから「もし失敗したらどうしよう」と悩んでしまいます。
コーヒーがこぼれて、お気に入りの洋服が汚れたときにはショックを受けます。
せっかく大切にしていたのに、目立つしみができると、泣きそうになります。
こんなとき、もっと気楽に考える方法があります。
もし、人間関係に疲れたら、1人になるようにします。
1人の時間は、気楽になれる時間です。
しかし、気楽になれる時間と同時に、哲学を作り、組み立てる時間です。
恋愛のお付き合いには、次の2種類があるといわれます。
(1)自分とそっくりな人と付き合う
(2)自分と正反対の人と付き合う
私たちは、みんなと同じようになろうとします。
特に小学生や中学生のころは「みんなと同じになろう」とする気持ちが大きくなる時期です。
仲間外れにされると、寂しく感じるからです。
「世界が1つになれば、戦争はなくなるのに」
私は昔、戦争が起こる理由は世界がばらばらだからだと思っていました。
世界が1種類の国、1種類の人種、1種類の言葉だけになれば、きっと平和になるだろうと思っていました。
ささいなときに、私たちは軽く嘘をつくことがあります。
ちょっとかっこつけたり、話を流そうとしたりするときです。
小さな嘘のほうが、話をごまかすことができ、気楽だと思われます。
失敗しても大丈夫です。
笑ってごまかせばいいのです。
笑っている時点で、成功です。
仕事が面白くないと思ったとき、問題は仕事の内容にあると思います。
「単調な仕事でつまらない」
「簡単な仕事でやる気が出ない」
捨てれば捨てるほど、気楽になれます。
気楽になるコツは、捨てることです。
物が減り、掃除の時間が減れば、自分の時間が増え、人生が豊かになります。
捨てることは、大切に気づくための習慣です。
一度自分から手放すことで、自分にとって本当に必要な物かどうかが、よくわかります。
本当に大切なら、なくなったとき、本当に困ります。
「おかげさまで」という言葉を会話の中に盛り込むと、人間関係がよくなります。
相手を立てて、感謝し、尊敬する言葉だからです。
思っているだけでは効果はありません。