「みんなと一緒にいたい」
「1人になりたい」
どちらも、時と場合に応じて変わります。
どちらが正しいということではありません。
どちらも正解です。
両方の状態を楽しめるように、気楽に考えていいのです。
みんなと一緒にいるときには「一緒」という幸せを楽しみましょう。
1人でいるときには「1人」という幸せを楽しみましょう。
たとえば、寂しがり屋の人は、みんなと一緒に行動したがります。
1人になると不安になります。
つい、無理をして用事もないのに友人に電話をかけてしまいます。
もし、1人になったら、そのときの状態に素直になります。
1人になったときには、1人にならないとできないことをしましょう。
「本を読む時間ができた」
「お料理を作る時間ができた」
「自分と向き合う時間ができた」
無理をして友人と連絡を取り合う必要はありません。
自然と1人になってしまったら、自然のままに任せて、1人だからこそできることをすればいい。
1人になったときには「1人」の幸せを楽しみましょう。
また1人になりたくても、みんなと一緒でなければいけないときがあります。
たとえば、会社で仕事をしているときには、1人で勝手に仕事を進めるわけにはいきません。
周りの人たちとコミュニケーションを取りながら、仕事を進めていかなければなりません。
そういうときに「1人になりたいなあ」と考えるのではありません。
「みんなと一緒だから仕事がはかどる。心強い」と考えます。
みんなと一緒にいるときには「一緒に」という幸せを楽しみましょう。
どちらにしろ考え方しだいです。
「なければならない」という考え方をやめましょう。
自然のままに任せて、そのときの状態、状況を生かせばいいのです。